NISAで注目 株式投資でおさえておきたいポイント
NISAのスタートとともに注目を集めている株式投資。でも、初めての人にはどのように銘柄を選べばよいのか、どのように購入すればよいのか、わからないこともたくさんあることでしょう。
ファイナンシャルプランナー資格の勉強をすれば、株式投資をするときに知っておきたいポイントもわかるようになります。ここでは、その一部をご紹介しましょう。
投資は余裕資金で行うのが大原則
初めて投資をするときには、張り切って大金を充てようとする人もいます。ビギナーズラックで利益を出せる人もいますが、株式は値動きのある金融商品なので必ずしもいつも成功するとは限りません。
また場合によっては投資先の企業が倒産するなどにより、株式の価値がゼロになってしまうリスクもあります。
ですから、投資は余裕資金で行うことが大原則です。余裕資金とは、万が一投資した金額がゼロになったとしても、生活に支障が出ない程度の金額です。投資成績がマイナスとなる事態も想定し、家計に大きく影響しない範囲内の金額で行いましょう。
投資の成功には「分散」が大切
投資によるリスクを軽減するためには、分散投資が有効です。分散投資の方法にはいくつかありますが、おもに次の2つがあります。
銘柄分散
ひとつの銘柄に集中して投資するのではなく、値動きの異なる複数の銘柄に分けて投資をすること。ひとつの銘柄が値下がりしても、他方の銘柄が値上がりしていれば資産全体の価値が下がらないので、値下がりのリスクを軽減することができます。
時間分散
投資のタイミングをずらすこと。積立などで定期的に一定額を投資すると、購入額が毎回異なります。すると、一時的な価格変動によって値下がりするリスクを分散させる効果が期待できます。
良い銘柄に出逢うためには株式を分析するのも有効
株価の上昇が期待できる銘柄を見つけるために、成長性や安定性を分析することも重要です。このためには、株価動向を分析するテクニカル分析や、企業の財務内容などを分析するファンダメンタル分析を行います。
テクニカル分析とは、株価の推移を表したグラフである「チャート」の動きを分析して、株式の売り時や買い時を判断する方法です。テクニカル分析には、大きく分けて「トレンド系」と「オシレーター系」の2つがあります。
トレンド系
株価の方向性を示す指標です。株価がこれから上昇するのか、下落するのかを推測するために用いられます。「ローソク足」、「移動平均線」、「ボリンジャーバンド」などがあります。
オシレーター系
株式を買う人が多いか、売る人が多いかといった相場の勢いを示す指標です。「MACD」、「RSI」、「ストキャスティックス」などがあります。
このように株式投資で成功するためには、リスクを軽減するための知識や株価の動向を推測するための知識が必要です。ファイナンシャルプランナー資格の勉強をすれば、これらについてより深く理解できます。学習で得た知識を活かして、株式投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。
- 投資は自らの責任において行うものです。必ずしも期待通りの結果が得られるものではなく、損失が生じる場合もありますのでご了承ください。
まとめ
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