モチベーションの源泉は、自身のニーズや価値観を理解することから始まります。その先に、自身にあったキャリアの方向性が見つかり、その方向性に踏み出すことへとつながります。入社したての頃はやる気に満ち溢れていても、2年3年と忙しく働いていると、入社当時の気持ちも忘れがちです。改めてキャリアを振り返り、価値観を見直す機会を作りましょう。
当研修では、ワークに取り組みながら自身や自社を客観的に分析。自身の強みを活かして自社にどんな貢献ができるか考え、働く意義を見出しモチベーションを高めます。また自身が目指す将来像を自社の戦略と掛け合わせ、今後のキャリアを明確化します。
離職する社員の数を少なくしたい
社員の会社への帰属意識を高めたい
社員に会社の方針を理解させたい
社員どうしの意思交流を図りたい
受講者自らがキャリアを考える上で大切にしている価値観を整理し、伸ばすべき強みや克服すべき弱みを洗い出す方法を、実践ワークを通して習得します。
研修内ではグループ共有の機会を設けることで、自らの価値観や強み・弱みを言葉にする力を養いながら、相互の理解を深めます。グループ共有では承認しあうフィードバックを活性化させることで、お互いに自己肯定感や自己効力感が高まります。
自社が掲げている経営理念を確認するとともに、社内外の環境を分析する方法を身につけます。また、職場で周囲の関係者から自らへの期待を整理する方法を学び、実践。
それらと自身の価値観や強み、弱みを掛け合わせて自らが進みたい方向が明確に! 自身の方向性を導き出すための演習ですが、自社について客観的に分析し、戦略を理解するための環境分析入門としての要素も備えています。
自身が進みたい方向性が明確になっても、実際に踏み出せなければモチベーションアップは一過性に終わってしまいます。当研修では、自ら導き出した方向に進むために内発的な動機を高めるメカニズムと方法論を学習します。
内発的動機づけを高めるために自らがどのように考えたり、行動したりすればよいかが理解できるように! 自らのモチベーションを高めるための方法として伝えますが、部下や後輩のモチベーション管理にも役立つ内容です。
(1)会社の方針と自らのキャリア
個人の欲求(ニーズ)とは
組織の要望(ニーズ)とは
(2)うまくいくキャリア設計のためには
マトリクスで確認するキャリア設計に向けた準備
うまくいくキャリアパターン
うまくいくキャリア設計に必要な要素
(1)自己戦略とは
戦略と戦術の違いから理解する自己戦略
(2)自己戦略策定実行の5ステップ
キーワードで押さえる自己戦略を立てるための5つのステップのポイント
(1)自分について振り返る
自分の過去といまをふりかえる省察ワーク
将来の自分に思いをめぐらせるシミュレーションワーク
(2)理念とは
理念の定義と3つの構成要素
(3)演習:自己理念の整理
(1)自己分析のポイント
自己分析の必要性
自分の強み・弱みの概念
(2)自己分析の進め方
自分の強みを考える時の5つの問い
自分の強み・弱みを導出するための切り口
(3)演習:自分の強み・弱みの導出
(1)自社の環境分析
組織をとりまく外部環境とは
組織をとりまく内部環境とは
自社の外部環境・内部環境を検討する切り口発想法
(2)SWOT分析
自社の環境を整理するSWOT分析とは
「機会」を導出するための20のヒント
「強み」を導出するための20のヒント
(3)周囲からの期待の整理
自らをとりまくステークホルダーとは
自らに寄せられる3つの期待とは
「期待」を導出するための20のヒント
(4)演習:自社の環境分析、周囲からの期待の整理
(1)領域とは
自らが貢献する領域を定める3つのポイント
(2)将来の貢献内容を考えるクロス分析
自らが貢献したいと考える領域を導き出すための要素の掛け算方法
将来の貢献領域と現在の貢献領域を考える切り口導出法
(3)演習:将来の貢献領域と現在の貢献領域の導出
(1)自己戦略策定シートの作成の留意点
自己戦略策定シートを作成する際に押さえるべき4つの整合性チェック
(2)演習:自己戦略策定シートの作成
取り組みの属性で捉える
(1)職務特性モデル
職務特性モデルとは
職務特性が内発的動機づけを高めるメカニズムとは
(2)仕事の有意味感を高める3つの特性
スキルの多様性、タスクの完結性、タスクの重要性とは
(3)スキルの多様性の高め方
スキルの多様性を高める2つの方法
(4)タスクの完結性の高め方
タスクの完結性を高める2つの方法
(5)タスクの重要性の高め方
タスクの重要性を高めるために知っておくべき2つの法則
人の特性で捉える
(1)自己決定感と内発的動機づけ
自己決定感と内発的動機づけの関係とは
(2)自己決定感の高め方
自己決定感を高めるために自らできる思考と行動
個人検討ワークを通して自らが大切にしている価値観を明確にする方法を理解し、実践。ビジネスパーソンとしての自身を俯瞰するために、発想のヒントを切り口としたシートを使ったステップバイステップのワークに取り組むことで、自らの強みと弱みを洗い出します。強みを考える際には「自分の強みを考える時の5つの問い」を使って、自らが気づけていない強みも明らかにします。
最初に自分が所属する会社の経営理念について整理します。その上で、自社の外部環境と内部環境の情報を収集し、SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威の整理)を行います。「機会」導出の20のヒント、「強み」導出の20のヒントを使って、自社を取り巻く環境や自社が持つ資源が深く理解できるように。
職場環境にも目を向け、職場で業務を進める中で自らに寄せられている周囲からの期待についても整理します。
自己領域を形成する3つのポイントを理解することで、将来の貢献内容のイメージを作ります。ここまで取り組んできた「自己分析」や「組織分析」によって導き出された要素を使って自らが貢献したいと考える内容を検討。
具体的には、自身の強みや弱みと、自社の外部環境・内部環境、自らへの周囲からの期待の各要素を掛け合わせて、自らが将来に渡って会社や職場の周囲のメンバーに対して、どのように貢献するかを検討します。
自己戦略を立てた後、その戦略を実践していくためにセルフ・モチベーション・アップの方法を学習します。特に内発的な動機づけに着目し、高めるために必要な方法を「取り組みの属性で捉える」やり方と、「人の特性で捉える」やり方の両方から押さえます。
いずれも、内発的動機づけが高まるメカニズムを押さえたワークをとおして実践するため、一過性ではなく何度でも再現性がある方法が習得できます。
ユーキャンの集合研修・オンライン研修は研修実施だけで終わりではありません。OJT/研修担当者へのレクチャーや、フォローシート・アクションプランのご提案など、実践・定着に向けた研修後の取り組みも支援します。まずはお気軽にお問合せください。
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営業担当がご要望や課題を伺ったのち、最適なカリキュラムを作成します。
三者面談を行うことで、講師の人柄や雰囲気をご確認いただけます。もちろん講師へ質問も可能です(※1)
カリキュラムの内容が確定しましたら、お見積もりいたします。
事前の打ち合わせに基づき、研修を実施します。事前課題や講師による、研修後のフォローもご要望に応じて行います。
研修内容やテーマにより、アフターアンケートの結果やフォローシートをもとにフィードバックいたします。
(※1)状況により、講師が直接お伺い、もしくはオンライン面談に参加できない場合がございます。
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