ビジネスパーソンにとって、良いパフォーマンスを発揮し、自身やチームの目標を達成するために仕事やプライベートを充実させることは重要な要素です。しかし、仕事のトラブルや対人関係など、ビジネスパーソンにはストレスが付きもの。ストレスを抱えたままでは、パフォーマンスは上げられません。それどころか、効率は悪くなり体調を崩してしまう恐れもあります。
当研修ではセルフマネジメントトレーニングの基礎を集中レッスン。ストレスと付き合うための基盤となる力、ストレスから立ち直る力、ストレスの源泉となる人間関係を良好に保つ力に焦点を当てたプログラムです。座学と演習を通してストレスに柔軟に対処できるレジリエンス力が身につきます。
若手・中堅社員のモチベーションを維持したい
離職してしまう社員を減らしたい
ハラスメントにつながる言動を抑制したい
柔軟なコミュニケーション力を醸成したい
自身の感情をコントロールしたり、モチベーションを保つことは、高いパフォーマンスを発揮するために不可欠な要素です。それらを実践するためには、自らのストレスの源泉が何かを理解した上で、ストレス状態になることを予防することが大切です。できるだけストレスを溜めないルーティンができれば、感情が不安定になったり、モチベーションが低下したりするリスクを軽減することが可能に!
ストレスを溜めこまないために予防することは重要ですが、ゼロにすることは不可能です。ストレスが生じてしまった時には、できるだけ早くストレス状態から抜け出すことが重要です。ここでは一般的に「復元力、回復力、弾力」などと訳される「レジリエンス」について学習。ストレス状態から立ち直るための感情のコントロール方法や思考法を身につけます。それによって、どのような場面でも素早く立ち直る力を養います。
ストレスや感情の起伏、モチベーションの高低に大きく関わるのは人間関係です。人間関係の良し悪しに大きく影響するのがコミュニケーションスキルです。
相手を尊重しながら自分も主張することに主眼を置くアサーティブ・コミュニケーションを身につけることで、職場内で良好な人間関係を構築し、維持することが可能になります。ダイバーシティ対応やハラスメント予防など、現代の主要テーマとも密接に関わるスキルです。
(1)セルフマネジメントの考え方
セルフマネジメントの目的と方法
(2)感情のコントロールの考え方
ネガティブ感情発生の原理
ネガティブ感情の取り扱い方
(3)モチベーションのコントロールの考え方
内発的動機づけと外発的動機づけ
内発的動機づけを高めるための主要な方法
(4)演習:感情とモチベーションをコントロールするための自己分析
(1)ストレスマネジメントの基本
ストレス発生のメカニズム
ストレッサーの捉え方
(2)ストレスを感じた際の捉え方の確認
ストレスを受けた際の思考法チェック
(3)ストレッサーに対する予防策の考え方
思考法別に予防策を考えるプロセス
(4)演習:自らのストレッサーの検討と予防策の立案
(1)レジリエンスの考え方
レジリエンスの概念と高め方のポイント
(2)レジリエンスを高めるための要素
楽観性の高め方
自己効力感の高め方
自尊感情の高め方
問題解決志向の高め方
(3)リフレーミング
ポジティブに変換するための思考法
(4)演習:レジリエンスを高めるための方策の検討
(1)アサーティブ・コミュニケーションの基本
アサーティブ・コミュニケーションの考え方
アサーティブ・コミュニケーション力チェック
(2)対人認知の心理的な枠組み
対人認知に影響を与える5つの心理的な枠組み
(3)自らの意見を伝えるコミュニケーション法
自らの主張を伝えるための会話実践方法
(4)相手を受容するためのリスニング法
相手の発信を受信し受け入れるためのリスニング・スキル(5)演習:アサーティブ・コミュニケーションのロールプレイング実践
(1)セルフマネジメントの行動計画の立案
セルフマネジメントを習慣化するための行動計画の立案の仕方
(2)演習:セルフマネジメントを実践するための行動計画シートの作成
セルフマネジメントとは何か、なぜセルフマネジメントが必要か、を押さえた上で、セルフマネジメントと密接に結びつく重点要素を確認。感情のコントロール、モチベーションのコントロールに焦点を当て、それぞれ高低が生じるメカニズムを把握し、高めたり、維持したりするのに有効な思考法を学習します。
更に演習を通して、自身が感情やモチベーションをコントロールするために実践する行動を検討します。
セルフマネジメントの中核であるストレスマネジメントについて学習します。自らがストレスを感じた時にどのような行動をとりやすいかの傾向をチェックし、予防策の導出方法を確認。
その上で演習を通して自らがどのような時にストレスを感じやすいか、ストレッサーは何かを探り、ストレスを予防するための方法を身につけます。
レジリエンスとは何か、どのように高めるのかを学習します。レジリエンスは誰もが持っている力、高めることができる特性であることを認識します。その上で具体的な構成要因である楽観性や自己効力感、自尊感情、問題解決志向などに焦点を当て、向上させるための具体的方法を学習。
演習を通して、レジリエンスそのものの高め方も身につけていただけます。
最初にコミュニケーションの一般特性を確認。相手を尊重しながら自らも主張するアサーティブ・コミュニケーションにフォーカスし、必要性や実践方法を学びます。
特に、主張しなければならない時に有効な会話の組み立て方や、相手の考えを引き出すために必要となるリスニングの具体的な方法も学習。ロールプレイングを交えながら実践することで、すぐにビジネスシーンで活用できるように!
ユーキャンの集合研修・オンライン研修は研修実施だけで終わりではありません。OJT/研修担当者へのレクチャーや、フォローシート・アクションプランのご提案など、実践・定着に向けた研修後の取り組みも支援します。まずはお気軽にお問合せください。
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事前の打ち合わせに基づき、研修を実施します。事前課題や講師による、研修後のフォローもご要望に応じて行います。
研修内容やテーマにより、アフターアンケートの結果やフォローシートをもとにフィードバックいたします。
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