あらゆるビジネスシーンにおいて、物事を客観的にとらえ、事実やデータに基づいて意思決定することはとても重要です。問題を発見し解決するためには、論理的思考力は欠かすことのできないスキルです。自身の意見を相手にわかりやすく伝えるなど、コミュニケーションの上でも論理的思考力は重要となります。
当研修では、課題発見するためのフレームワークや、ロジカルシンキングの基礎となる「情報の構造化」を学びます。そしてそれらを問題解決の手順と結びつけながら理解することで、学習効果が最大限高まります。課題を発見する力を養い、一つひとつを解決していくスキルが身につけば、成長への原動力となること間違いなしです。
論理的思考を実践させたい
問題解決スキルを養いたい
業務遂行スキルを上げたい
従業員の説明や文書作成の論理性を高めたい
あらゆる問題に共通する問題解決の基本メカニズムを学び、どのように問題を解決するか全体像を理解します。具体的には問題解決のプロセスを「問題の発見」「原因の追求」「真因の特定」「課題の設定」「解決策の立案」のステップに分け、ステップ間の関係や各ステップの進め方、思考のポイントについて把握します。
既に発現している「見えている問題」だけでなく、潜在的な「見えない問題」を解決する力が高まります。
ロジカルシンキングの本質である情報を構造化する思考とテクニックを学習します。「帰納法」「演繹法」「因果関係」「MECE(ミーシィ)」などの基本概念を押さえた上で、具体的な手法である「ロジックツリー」を身につけます。
各テクニックを単体で押さえるのではなく、問題解決のプロセスと連動して学ぶことで、使用シーンのイメージを形成。適宜、ワークを交えることで、実践で適応できる勘所が養われます!
ロジカルシンキングのスキルを学ぶことは思考力を養うだけではありません。スキルを応用することで論理的に文書作成ができる「ロジカルライティング」や、説得力をもって相手に伝える「ロジカルプレゼンテーション」を高めることにつながります。
ライティング、プレゼンテーションの両スキルは単体でも実務の生産性を高めますが、問題解決に向けて周囲のメンバーを巻き込むためのツールとして活用することで、より効果を発揮します。
(1)問題の発見
問題を発見するためのフレームワークとは
(2)原因の追求
原因を追求するための基本的な考え方とは
(3)真因の特定
真因の概念と導出方法とは
(4)課題の設定
課題を設定する際の基本概念とは
(5)解決策の立案
解決策の導出方法と優先順位づけの考え方とは
(6)演習:ミニケースを活用した問題解決演習
(1)仮説思考
問題解決を効率的・効果的に実践するために必要な仮説思考とは
(2)仮説の構築
仮説を構築する時の考え方と留意点
(3)仮説の検証
仮説を検証する時の方法や留意点
(4)演習:ミニケースを活用した仮説構築演習
(1)ロジカルシンキングの基本要素
ロジカルシンキングのベースとなる基本要素とは
(2)情報をストラクチャー化する基礎概念
情報を構造化するための帰納法と演繹法とは
情報を分解するためのMECE(ミーシィ)とは
情報を深掘りするための因果関係とは
(3)情報のストラクチャー化の実践
ロジックツリーの基本概念とは
WHATツリーを使った思考の進め方と活用場面
WHYツリーを使った思考の進め方と活用場面
HOWツリーを使った思考の進め方と活用場面
(4)演習:ミニケースを活用したロジックツリー作成演習
(1)ピラミッドストラクチャー
情報を伝える形に変換するピラミッドストラクチャーとは
(2)ピラミッドストラクチャーを活用した文書作成
ピラミッドストラクチャーをもとにビジネス文書を作成する方法とは
(3)ビジネス文書作成のポイント
相手に伝わる構成のルール
相手が理解しやすい文章のルール
相手が読みやすい文のルール
(1)プレゼンテーションの基本姿勢
プレゼンテーションが果たす役割と備えておくべき基本姿勢とは
(2)ピラミッドストラクチャーを活用したプレゼンテーション
ピラミッドストラクチャーをもとにプレゼンテーションを実践する方法とは
(3)プレゼンテーション実践のポイント
相手が理解しやすいプレゼンテーションの構成スキル
相手に伝わりやすいプレゼンテーションの表現スキル
(1)問題解決のプロセスの再確認
問題解決プロセスのステップとポイントの再確認
(2)演習:問題解決の実践
自社事例を活用した問題解決の実践演習
(3)演習:ロジカル・ライティング&ロジカル・プレゼンテーションの実践
自社事例を活用した企画案の作成とプレゼンテーションの実践
実際の職場でどのように問題を発見し、解決するかという全体像を押さえることから出発します。職場で直面する問題の解決には共通法則があり、その法則に基づいて考えることが重要です。効果的に問題解決できることを実感することで、ロジカルシンキングを学ぶ必要性が理解できます。ロジカルシンキングの各テクニックを活用する場面やタイミングのイメージをクリアにすることで、学習意欲が高まります。
ロジカルシンキングの基本的な概念である情報の構造化を理解した上で主な思考法を学びます。各思考法は、単に説明のみではなく演習での実践を交えながら進めることで、スキルの定着が期待できます。問題解決プロセスの各ステップとの結びつきを押さえることで、問題解決の過程で思考法をどのように活用するか理解できるように。
ロジカルシンキングを学ぶメリットとして、相手に説得力をもって発信できるようになります。当講座では、ロジカルライティング、ロジカルプレゼンテーションのフレームワークやテクニックも学習。
ロジカルシンキングの思考法との関係にもとづいて、発信内容を構成する組立方法を身につけることで、再現性がある発信力が醸成されます。
研修で学んだ問題解決のプロセス、ロジカルシンキング、ロジカルライティング、ロジカルプレゼンテーションの各スキルをフル活用して総合演習に取り組みます。職場の検討テーマを一つとりあげ、問題解決のプロセスにもとづき、ロジカルシンキングの思考法を実践します。
同時に、ロジカルライティングにもとづいた発表資料の作成た、ロジカルプレゼンテーションのスキルを活かしたプレゼンテーションも実施します。
ユーキャンの集合研修・オンライン研修は研修実施だけで終わりではありません。OJT/研修担当者へのレクチャーや、フォローシート・アクションプランのご提案など、実践・定着に向けた研修後の取り組みも支援します。まずはお気軽にお問合せください。
ウェブサイトのお問合わせフォームに必要項目をご入力ください。
営業担当がご要望や課題を伺ったのち、最適なカリキュラムを作成します。
三者面談を行うことで、講師の人柄や雰囲気をご確認いただけます。もちろん講師へ質問も可能です(※1)
カリキュラムの内容が確定しましたら、お見積もりいたします。
事前の打ち合わせに基づき、研修を実施します。事前課題や講師による、研修後のフォローもご要望に応じて行います。
研修内容やテーマにより、アフターアンケートの結果やフォローシートをもとにフィードバックいたします。
(※1)状況により、講師が直接お伺い、もしくはオンライン面談に参加できない場合がございます。
費用:お問合わせフォームよりお問合わせください