【MOS勉強方法】独学で資格を取得するには
MOS資格を独学で取得するための勉強期間やおすすめの勉強方法などをご紹介します。
MOS(Microsoft Office Specialist)といえば、数あるパソコン資格の中でも認知度の高い人気資格です。
Word、Excel、Power Point、Access、Outlookの計5科目があり、科目ごとの受験が可能。
この中で特に人気の科目がWordとExcelです。この2つの科目について詳しく見ていきましょう。
MOS資格の難易度は、2つに分かれています。
一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)は、 普段よく利用される基本的な機能が中心 です。難易度は一般レベルのため、WordやExcelの学習が初めての方でも合格を目指せます。
上級レベル(エキスパート)レベルは、 組織としての文書管理やデータ集計、グループワークを意識した機能や管理を目的とした機能など、 ワンランク上の生産性の高い機能が中心 です。一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)に比べて難易度は高く、より効率的なアプリケーションの使用を目指すレベルとなります。
MOS 356を例に出題範囲の違いを紹介します。出題内容の詳細については、公式サイトで確認してください。
科目 | 一般レベル | 上級レベル |
---|---|---|
Word 【文書作成】 |
・文書の管理 ・文字、段落、セクションの挿入と書式設定 ・表やリストの作成 ・参考資料の作成と管理 ・グラフィック要素の挿入と書式設定 ・文書の共同作業の管理 |
・文書のオプションと設定の管理 ・高度な編集機能や書式設定機能の利用 ・ユーザー設定のドキュメント要素の作成 ・高度なWord機能の利用 |
Excel 【表計算】 |
・ワークシートやブックの管理 ・セルやセル範囲のデータの管理 ・テーブルとテーブルのデータの管理 ・数式や関数を使用した演算の実行 ・グラフの管理 |
・ブックのオプションと設定の管理 ・データの管理、書式設定 ・高度な機能を使用した数式およびマクロの設定 ・高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理 |
MOSは一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)から受験すべきなのでしょうか。スキルに自信があれば、いきなり上級レベル(エキスパート)を受けても大丈夫なのでしょうか。受験レベルの選び方のポイントを解説します。
MOSソフトを使うのが初めての人、一般的な業務に役立てたいという方は、 まずは一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)を受験することをおすすめ します。業務で使うWord,Excelの機能のほとんどはで一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)と言われているからです。
例えばExcelの場合、「テーブル」「グラフ」の作成などです。目的の計算をするための数式「関数」であれば、合計を求めるSUM、平均を求めるAVERAGE、条件付きの計算を行うIFなどが出題されます。
MOSソフトの基礎スキルには自信があり、ワンランク上の生産性の高い機能を身につけ、業務の効率化を図りたいという人には 上級レベル(エキスパート)を受験するのがよい でしょう。MOS試験ではいきなり上級レベル(エキスパート)を受験することも可能です。
上級レベル(エキスパート)の試験ではExcelの場合、「ピボットテーブルの作成」や「グラフに近似曲線」を追加するなどの高度の機能を使用した問題が出題されます。「関数」ではデータを検索するVLOOKUPや、AND・OR・NOT関数を使って論理演算を行う問題が出題されます。
一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)はそれぞれ出題内容が異なり、証明できるスキルも別物です。ですから、上級レベル(エキスパート)に合格していても、一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)で出題される基礎レベルのスキルが身についているとは言えません。
一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)・上級レベル(エキスパート)両方のレベルに合格することが、MOSソフトをフル活用できるスキルの証明 になるのです。
実務を証明するMOS。知識を活かして実際に手を動かせるかが問われるため、筆記試験はありません。 試験会場にあるPCを使っての実技のみ です。試験結果は解答後すぐにPCに表示され、合否がその場でわかります。
先ほど述べたように、MOSは一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)の2つのレベルから選択可能です。そして、WordやExcelなど、ソフトの種類によっても難易度が大きく変わってきます。
初心者は1日2~3時間、1カ月半程度勉強を続けられるように時間を確保しておくといいでしょう。MOSは資格を取得することに大きな意味がありますが、パソコンのスキルアップを目指す際にも効果的です。試験対策のために学習を進めるだけで、今まで知らなかったオフィスソフトの機能や特徴を把握できるようになり、仕事の効率が上がる可能性もあります。
MOS資格の科目の中でも、受験者に人気の科目はWordとExcelです。しかし資格の取得を考えたときに、WordとExcelのどちらを受験しようかと悩む方もいるのではないでしょうか。
初級者でも経験者でも、自分のレベルに応じた受験ができるのがMOS資格の特徴です。
WordとExcel、一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)など、どれを受験するか悩んでしまう方も多いと思いますが、資格取得の目的をよく考え、受験する科目と難易度を決めましょう。
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MOSとは、WordやExcelなどOfficeソフトの操作スキルを証明する、認知度の高い人気の国際資格のこと。受験資格はなく、誰でも受験が可能です。
MOS試験の一般的な合格基準点は、700点以上。MOSの合格率は比較的高めで、一般レベルは約80%、上級レベルは約60%といわれています。
勉強方法のポイントは、理解しやすく読み進めやすいテキスト選ぶことと、短期集中型の学習スケジュールをたてることが大切です。
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マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)とは、PCスキルを証明する資格です。MOS資格の難易度は、「一般レベル」と「上級レベル」に分かれています。一般レベルは、普段よく利用される基本的な機能が中心です。難易度は一般レベルのため、エクセルやワードに不慣れな方でも合格を目指せます。上級レベルは、組織としての文書管理やデータ集計、グループワークを意識した機能や管理を目的とした機能など、ワンランク上の生産性の高い機能が中心です。難易度は一般レベルに比べて高く、より効率的なアプリケーションの使用を目指すレベルとなります。
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