① 「待機児童の解消」で期待される女性の就業率アップ
「女性が輝く日本」の項目別評価1位:「待機児童の解消」(72.9%) [詳細]
② 復職のキーとなるのは、「出産前までに培ったキャリア」という財産
男性の88%、女性の92%が「女性の出産後の復職」に賛成
最大の理由は「出産前までに培ったキャリアの活用」(59.0%) [詳細]
③ 女性の能力は、まだ発揮しきれていない
男性の85%、女性の90%が「女性が管理職に就くこと」に賛成
最大の理由は「仕事で女性の能力を発揮できる機会を増やすべき」(58.3%) [詳細]
④ 制度が充実しているだけでは×
出産後に働くために必要なもの=男性「待機児童解消」、女性「働きやすい社会のムード」女性が管理職に就くために必要なもの=7割の女性が「キャリアアップ・スキルアップ」 [詳細]
⑤ 語学が安定の人気。2位以下から見える数字に強い女性としての「パワーアップ」復職
出産後もこれまでどおり働くために準備することは?=女性の57.2%が「資格取得」男女共通1位=TOEICその他外国語検定、2位=簿記、3位=ファイナンシャルプランナー [詳細]
⑥ 見えてきた男女意識の差
“適正”と考える育児休暇期間の感覚=女性の方が男性より5か月間「短い」 [詳細]
■調査実施概要
- 調査方法
- インターネット調査
- 有効回答数
- 654名
- 調査日
- 2013年7月26日〜7月28日
- 男女比
- 男性:50.3% 女性:49.7%
- 年齢
- 20代:25.2%、30代:24.8%、40代:24.8%、50代:25.2%
- 未既婚
- 未婚者:48.5%、既婚者:44.2%、離婚・死別:7.3%
- 子供の有無
- 子供有:37.0%、子供無:63.0%
- 調査地域
- 全国
- 調査対象
- 有職者(パート・アルバイトを除く)
「女性が輝く日本」の項目別評価1位:「待機児童の解消」(72.9%)
はじめに、「女性が輝く日本」で示された具体的な政策・数値目標に対する評価を、6つの項目別に聞いてみたところ、「とても評価する」と「まあまあ評価する」を合わせた「評価する」の回答は全項目を通して50%を超え、最も評価が高かったのは「待機児童の解消(72.9%)」、次いで「25歳〜44歳の女性就業率向上(68.3%)」、「第1子出産前後の女性の継続就業率向上(64.1%)」となりました。この結果から、これらの政策目標についての評価は総じて高く、特に「待機児童の解消」が重要と認識されている様子がうかがえました。
男性の88%、女性92%が「女性の出産後の復職」に賛成
最大の理由は「出産前までに培ったキャリアの活用」(59.0%)
女性が出産後に復職することに対する意見を聞いてみたところ、「とても良いことだと思う(41.1%)」と「まあまあ良いことだと思う(49.5%)」を合わせた「良いことだと思う」の意見は、90.6%と圧倒的多数となりました。男女別で比較すると、男性=88.8%・女性=92.6%と女性がやや上回るももの、男女を通して前向きに捉えている様子がうかがえました。
さらに女性の出産後の復職を「良いことだと思う」理由について聞いてみたところ、1位:「出産前までに培ったキャリアの活用(59.0%)」、2位:「仕事が好きなら出産後も続けるべき(52.1%)」、3位:「家計を支えるため(48.9%)」、となりました。この結果を男女別で比較してみると、ほぼ全ての項目で女性の回答率が男性を上回っていることから、女性がより前向きな姿勢であることがうかがえます。
今回の調査で「女性の社会進出」は、ほぼ全てのビジネスマン・ビジネスウーマンに支持され、「女性が輝く日本」の具体的な政策・目標に対する評価も総じて高いこと、また女性のより前向きな姿勢が確認できました。それと共に、現状において女性が活躍できる機会はまだまだ少なく、実現に向けては「待機児童の解消」や「職場の制度」といった実質的な課題、また女性が結婚・出産後も働くことへの周囲の理解や、それを支持する社会のムードが重要と認識されていることも確認されました。
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平成24年度の厚生労働省調査によれば、待機児童の81.4%が3歳未満児となっています。
理由は色々考えられますが、3歳未満児を受け入れる場合に必要とされる保育士の人数が3歳以上と比べ圧倒的に多いということが挙げられます。
▼保育士1人あたりの児童数
0歳児:3人 1〜2歳児:6人 3歳児:20人 4歳児:30人
国が「3年間抱っこし放題」として3年間の育児休暇取得を掲げるのも、3歳未満児を取り巻く現実を踏まえてのことだということが分かります。
ただ、この後のアンケート項目から見えてくる「女性のキャリア」という視点で見ると、3年間という長期育児休暇には抵抗を感じます。
日本の男性の育児参加時間は欧米に対し極めて少ないとも言われています。
女性が最初の1.5年、男性が続く1.5年、育児休暇を取得するというのは如何でしょうか? 続きを読む >> 閉じる