男性の85%、女性の90%が「女性が管理職に就くこと」に賛成
最大の理由は「仕事で女性の能力を発揮できる機会を増やすべき」(58.3%)
女性管理職が増えていくことに対する意見を聞いてみたところ、「良いことだと思う」の意見は、87.9%とこちらも圧倒的多数となりました。男女別に見てみると、男性=85.1%・女性90.8%であったことから、女性がより「女性管理職の増加」を前向きにとらえていることはもちろん、男性でも女性管理職を支持している割合が意外に高いことがわかりました。
さらに、「良いことだと思う」理由を聞いてみたところ、1位:「仕事で女性の能力を発揮できる機会を増やすべき(58.3%)」、2位:「古い職場慣習からの脱却(41.0%)」、3位:「活躍する女性が増えることで経済活性化につながる(37.2%)」、4位:「国際社会における日本の評価向上(25.0%)」、5位:「女性の活躍が評価されることで、女性の出世意欲が高まる(23.5%)」となりました。
「女性の出産後の復職」と「女性管理職の増加」について、約9割の人が「良いこと」と意識しているが、現状の職場環境には「女性が活躍できる機会」が不足しており、改善の余地が残されている状況と言えます。
出産後に働くために必要なもの=男性「待機児童解消」、女性「働きやすい社会のムード」
女性が管理職に就くために必要なもの=7割の女性が「キャリアアップ・スキルアップ」
次に「女性が結婚・出産後も仕事を続けるために必要なこと」と、「女性が管理職に就くために必要なこと」について聞いてみました。まず、「女性が結婚・出産後も仕事を続けるために必要なこと」について男性に意見を聞いたところ、1位:「保育の受け皿整備(待機児童の解消)(65.7%)」、2位:「産後の女性が働きやすい職場の制度(64.2%)」、3位:「妻が仕事を頑張ることに対する夫の理解と協力(62.0%)」となりました。一方、女性では1位「産後女性が働きやすい社会のムード(77.0%)」、2位:「保育の受け皿整備(待機児童の解消)(76.4%)」、3位:「産後の女性が働きやすい職場の制度(75.8%)」という結果に。待機児童解消や職場の制度といた実質的な要素も必要ですが、それ以上に、女性が産後も働くことを受け入れるような考え方・ムードが社会全体に浸透することを女性は望んでいるようです。
「女性が管理職に就くために必要なこと」について聞いてみたところ、圧倒的1位は「女性自身のキャリアアップ、スキルアップ(69.6%)」、以降「女性自身のモチベーション(62.4%)」、「会社や職場の同僚、上司の理解(59.6%)」、「妻が仕事を頑張ることに対する夫の理解と協力(55.0%)」「産後の女性が働きやすい職場の制度(45.7%)」と続きました。この設問結果においても以下の通り、全ての項目で女性の回答率が男性を上回っていることから、出産後の継続就業と女性が管理職に就くことに対する、女性の真剣な姿勢が確認できる結果となりました。
今回の調査で「女性の社会進出」は、ほぼ全てのビジネスマン・ビジネスウーマンに支持され、「女性が輝く日本」の具体的な政策・目標に対する評価も総じて高いこと、また女性のより前向きな姿勢が確認できました。それと共に、現状において女性が活躍できる機会はまだまだ少なく、実現に向けては「待機児童の解消」や「職場の制度」といった実質的な課題、また女性が結婚・出産後も働くことへの周囲の理解や、それを支持する社会のムードが重要と認識されていることも確認されました。
社会進出をされたい女性、またそれを支持される皆さまは、ぜひご参考になさっていただきたいと思います。株式会社ユーキャンは、女性が結婚・出産前に培ったキャリアを活用して、よりご活躍の機会を増やしていただくために、皆さまのキャリアアップ・スキルアップのお役に立てる講座の提供に努めて参ります。閉じる
続きを読む >>標準学習期間 6ヶ月
主な仕事は、レセプト作成と受付業務。
景気にも左右されにくい常にニーズの高い人気職!
「正社員」「パート」などの勤務形態を選べる場合があり、時間のコントロールがしやすい、などのメリットが!
世界水準で見た場合に管理職に就いている女性の割合がかなり低いことを考えても、日本はまだまだ男性社会。
女性の能力が評価されてキャリアアップできる機会は欧米各国と比べてまだ少ないと言えます。
アンケート結果によれば、女性が管理職につくために必要なものは「女性自身のキャリアアップ・スキルアップ」「女性自身のモチベーション」。つまりは「女性自身の努力」というのが男女共通の意見のようですが、管理職につくために努力しないといけないのは男性も同じことです。
男性と同等に、女性が能力が発揮でき、頑張り次第で能力が正当に評価され、キャリアアップできることが望まれます。 続きを読む >> 閉じる