昨今メンタルヘルスに関する知識を身につけておくことは、管理職にとって必須ともいえます。メンバーが心身ともに健やかに働ける職場環境の整備や、メンタル不調になってしまった際の正しい対処方法、不調にいち早く気づくための基本的な知識など、管理職として知っておくべき内容は様々です。
当研修では、メンタルヘルスに関する基礎知識から不調者が出た時の対処法や、復帰までの手続きや流れなどを具体的に学びます。半日で受講できますので、忙しい管理職の方にもぜひご受講いただきたい研修です。会社としてメンタルヘルスへの対策をしっかりと講じ、社員が働きやすい環境づくりや不調者へのフォローができる体制を整えましょう。
管理職の対応意識が低い
新任管理職へ教育をしていない
ラインケアの関心を高めたい
現場ですぐに生かせるスキルを身につけさせたい
事例検討や実践で体験していただきながら、「今更聞きづらい」と思われるような、土台となる基本から確認していきます。不調者の早期発見、早期対応はいつも近くにいる「上司」だからこそ出来ることです。そもそもメンタルヘルスとは何か、どういったことに配慮を求めらえれているのか、何に気づけばよいのか。求められる役割と共に何ができるか一緒に考えて行きましょう。
部下の声にどれだけ耳を傾けていますか? 聴いているつもりになっていませんか? 一生懸命部下と向き合っていることが、相手には伝わっているでしょうか。
率先して話したいことがある方にも、勇気を出して話そうとしている方にも傾聴力は必要です。当研修にて、部下が安心して話せる聴き方をしっかりマスターします!
管理職の役割として、メンタル不調者に早く気づくために、何をしたら良いかがわかります。不調かな?と思ったとき、不調者が出たとき、診断書の提出があったとき、休職するとき、復帰の時期など、様々なタイミングで関わらなければいけません。それに伴いプライバシーへの配慮、社内や医療機関との連携なども必要です。個々によって様々なケースがあります。慌てないためにも全体像を理解しておきましょう。
メンタルヘルス4つのケア
ラインケアとは
ストレスとは
求められる役割、安全配慮義務、不調者の早期発見、早期対応
様々な働きかけの必要性を理解する
職場環境の整備
裁量労働に頼りすぎない
職場支援の維持向上と減少させない工夫
テレワークと課題
ワークライフバランスを考える
相談役や相談先の紹介
ストレス源や部下のライフイベント
いつもと違う日常の行動
不調のサイン
傾聴姿勢
傾聴とは
相談者の心理
重要な聴いているサイン
傾聴のNGワード
話したくなる聴き方と正確な把握
リモートでのヒアリング
専門家につなぐ
組織としての対応方法を理解しているか
管理職として同行する
様々な部署との連携
本人の意向と確認連絡
信頼関係の構築
例)思ったより深刻な相談があったら
メンタル不調が明らかな人へ対しての声掛け
そもそもメンタルヘルスとは何か、管理監督者の立場で自身のセルフケアは出来ているのか、といった基礎知識からスタート。自身のストレスがわからなければ、部下のストレスも理解できません。うつの方に「頑張れ」と言ってはいけないと耳にすると思いますが、決して励ましがダメなわけではありません職場全体で寄り添える環境を整えるためには、上司の一層の理解が必要です。
メンタル不調者の早期発見、早期対応はラインケアの大きな役割です。管理監督者として一人で抱え込むのではなく、どことどのように連携を取ればよいのかも学びます。また、不調者が出た後の対応だけではなく、出さないためにはどのような配慮が必要かといった事も求められます。どういった職場の特性がメンタル不調者を出してしまいやすいか、事例を見ながら一緒に考えていきます。
コミュニケーションやハラスメントの研修で、実際伺っている話しなのですが、部下が期待する「良い上司像」を聞くと、必ず「話を聞いてくれる上司」が入ってきます。日頃の関係性が出来ていれば、問題が大きくなる前に上司の耳に入ってくるものです。部下の声を聞き逃さず一緒に向き合える、そんな傾聴力を身につけましょう。
会社組織や部署の中で起こる問題は千差万別。同様にメンタル不調の状態も内容もさまざまです。残念ながら「これだけやっていれば大丈夫」という事はありません。だからこそ、様々な事例を通し、心の準備をしておくことが必要だと考えます。ちょっとした不調のサインを見逃さないための心構えや、繰り返さないための着目点を様々な角度から考えましょう。
ユーキャンの集合研修・オンライン研修は研修実施だけで終わりではありません。OJT/研修担当者へのレクチャーや、フォローシート・アクションプランのご提案など、実践・定着に向けた研修後の取り組みも支援します。まずはお気軽にお問合せください。
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営業担当がご要望や課題を伺ったのち、最適なカリキュラムを作成します。
三者面談を行うことで、講師の人柄や雰囲気をご確認いただけます。もちろん講師へ質問も可能です(※1)
カリキュラムの内容が確定しましたら、お見積もりいたします。
事前の打ち合わせに基づき、研修を実施します。事前課題や講師による、研修後のフォローもご要望に応じて行います。
研修内容やテーマにより、アフターアンケートの結果やフォローシートをもとにフィードバックいたします。
(※1)状況により、講師が直接お伺い、もしくはオンライン面談に参加できない場合がございます。
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