日本は世界一の長寿国です。平均寿命も健康寿命も世界一です。全人口の約30%が65歳以上となった「日本の暮らし」の中で、今後普段の生活圏やビジネスにも高齢者はふえていくでしょう。見た目は若々しくお元気に見えても、確実に「老い」の中で生きて暮らしている方が増えている社会を理解できていますか?「老いる」を学び理解することは、日本の現代社会を学ぶ原点です。
当研修では加齢によって起こる身体や心の変化を学び、高齢者への理解を深めます。また世代間ギャップを乗り越えて信頼関係を構築する「傾聴・受容・共感」技術を学び、高齢者とのコミュニケーションスキルを高めます。
高齢者と話をあまりしたことがない
高齢者と接するのが苦手
どの世代ともコミュニケーションをとりたい
日本の超高齢社会について詳しく学びたい
相手を理解しようという心構えを持つことは、関係性を良好にする第1歩になります。様々な時代を生き抜いてきた高齢者の方々との関係性を築き上げていくことは、単にコミュニケーション能力が優れているだけでは信頼関係を築けません。現代の時代背景の違いから、どのような価値観を生じやすいのかをあらかじめ推測して関われるようにすることで、円滑な関係性が作れるように!
長い人生を生きていると、どうしてもネガティブ体験が増えていきます。体力の喪失感・人との死別体験の増加や、社会的役割の喪失感などで悲しみに溢れていきがちになります。加齢に伴い誰もが起こり得る心の変化を学ぶことで、高齢者との心の距離が縮まります。
見た目は若々しい、元気いっぱいに見える。しかし身体の変化は60歳からフレイル予防として国が推進しているように、大なり小なり変化が見られてきます。予備力の低下・防衛力の低下・回復力の低下・適応力の低下を理解して関わることで、相手と円滑にコミュニケーションを図ることができるようになります。
ジブンを受け入れてもらう為に必要な事!ジェネレーションギャップって何!?
ジブンの価値観と高齢者の方の価値観について学びます。自分のあたりまえが高齢者にとってのあたりまえなのかのすり合わせからスタート。・自分の時代の当たり前と高齢者の方の当たり前の違いについて学ぶ・衣食住や文化等から暮らし方や考え方の違いを学ぶ
60歳からの変化について
60代の方は見た目では、まだまだお若くお元気そうに見える方々が多く存在します。高齢者の定義は65歳となっています。実はその手前の60歳から「今までとは違う」心の変化を感じると言われています。今までと何が変わっていきがちなのか高齢者世代の入り口の方々の傾向を学びましょう。・高齢者の定義は65歳とされてます・その手前の60歳の方、高齢者の入口世代のライフステージに対する準備とは何か。
高齢になることで抱えるであろう不安や喜びって何!?
世代によって抱える悩みや喜びも違う。ジェネレーションギャップを敢えて意識して、他世代の方との共通言語を探り心の距離を縮めていこう。・加齢による環境の変化とは何か、具体的に学ぶ。・環境の変化から生じるネガティブ思考とは何か。・加齢に誰もが起こり得る心の変化を学ぶ。
高齢になることで抱えるであろう身体の衰えって何?!ジブンの当たり前があたりまえじゃないことに気づく!
歳を重ねることで身体の衰えは誰にでもあります。身体が衰えることにより、今まで通りの日常を送れないことが日々増えていくことを学び、それに伴い心の変化も生まれて来ることを理解しましょう。・身体の形状の変化・病気のリスク・薬の副作用を学ぶ。
世代を越えて信頼関係を構築する「傾聴・受容・共感」技術を学ぶ
他世代の方と上手にコミュニケーションを取れるようになれば、それだけ人脈も広がっていきます。マニュアル通りのコミュニケーションでは信頼関係までは到底できません。人生の先輩方であるお客様との関係性を良好にするには、自分自身を磨くことも必要です。それには傾聴・受容・共感というコミュニケーション技術を取り入れ学ぶ。
日本人の寿命が長命になることで社会全体がどのような景色になるのか。仕事をする上で、今の自分に何が足りないのか。ジェネレーションギャップに気づき自分の価値観と世代の違う対象者の価値観の違いを理解できるようになります。学び知り得ることでどのような効果が生まれるのかを実感できるでしょう。
加齢に伴い、環境の変化・ライフステージの変化が誰にでもあります。環境の変化とはどのようなものがあるのか、その変化からどのような心理がうまれるのか、歳を重ねることで生じる不安や希望を具体的に学びます。高齢者の方の真のニーズを知ることで、より良い関係性を構築することができます。
食事や医療の進歩に加え、美意識の向上等で、見た目もお若い方々と変わらない高齢者の方々がどんどん増えています。見た目ではとても健康そうに見えて、何も苦労や心配事がないように見えても、実は病院に通いながら過酷な治療を続けて生活をしている方も多く存在しています。
罹患しやすい病気や服薬している薬等を学ぶことで、お客様の今の状態・状況が理解できるように。
他世代の方と上手にコミュニケーションを取れるようになれば、それだけ人脈も広がっていきます。マニュアル通りのコミュニケーションでは信頼関係までは到底できません。人生の先輩方であるお客様との関係性を良好にするには、自身を磨くことも必要です。傾聴・受容・共感という技術を取り入れ、適切なコミュニケーションができるように!
ユーキャンの集合研修・オンライン研修は研修実施だけで終わりではありません。OJT/研修担当者へのレクチャーや、フォローシート・アクションプランのご提案など、実践・定着に向けた研修後の取り組みも支援します。まずはお気軽にお問合せください。
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