広島県
商工労働局 産業人材課
濵中 俊典 様
デジタル技術は想像を超えるスピードで進展しており、新たな技術がもたらす社会の変化に企業や産業界も対応していかなければなりません。特に、新型コロナウイルス感染症を契機として、Web会議やテレワーク,フードデリバリーなどデジタル技術が活用される生活環境へ急速に変化し、それに伴い、我々の価値観や求めるものも変化してきています。
企業がデジタル技術の進展によるこうした環境変化に対応するためには、業種や職種に関係なく、デジタル技術に関する基礎的な知識が欠かせません。ITパスポートは社会人共通で必要となるデジタル基礎知識を習得できる試験であるため、広島県内で働く方々がこうした知識をいち早く習得できるよう、県内企業のITパスポート活用を支援する制度を創設しました。
テキストや、オリジナル解説動画、Web テスト、過去問や用語集などにより、受講者が効果的に学習できる試験対策講座として、登録講座に採用させていただきました。
企業がITパスポート取得を推進する際、従業員の方々は働きながら学ばなければなりませんが、個人だけでは学ぶ時間を確保しながら効率的に学習を進めることが難しいこともあると思います。広島県のITパスポート取得支援制度では県の登録講座の受講料も支援対象となっていますので、効果的に学べる試験対策講座をご活用いただきながら、ITパスポートの取得を進めていただければと考えています。
ITの基本知識が身につく!ITパスポート講座
2022年4月に支援制度を創設し、数多くの企業にご活用いただいており、この1年間の広島県内でのITパスポート受験・合格実績は前年に比べて大幅に増加しているところです。
制度活用企業の中には、全従業員のITパスポート取得を掲げておられる企業もあり、これからもそうした企業が増えることで、産業界と行政が一体となって、県内全体でデジタル知識習得を進めていければと思っています。
今後、企業の成長・競争力強化に向けて、事業展開におけるデジタル技術の活用と、それを支える人材の育成は経営戦略上での最重要視点の1つになると考えています。
リスキリングは、企業の経営戦略や人材戦略に沿った人材育成ですので、学んだものを業務で活かすことが目的になります。また、1度きりのものではなく、技術進展等に伴い、新しいものを学び続けるといった観点も必要です。そのため、社内全体でリスキリングを推進する体制や制度などを構築することが重要になってきます。
企業には、今後の事業展開に向けて、DX推進・デジタル化や成長分野への対応など様々な課題の解決手段として、社内で働く従業員の方々などを大事にするリスキリングを実践していただき、ぜひ企業文化として定着させてほしいと思います。
広島県では、ITパスポート取得支援制度と併せて、リスキリング推進宣言制度を県独自で創設しています。
このリスキリング推進宣言制度は、リスキリング推進に取り組む企業様が自由に社内での取組内容を宣言できる制度で、この制度を活用することで、社内でリスキリングへの積極的な取組を周知できるだけでなく、対外的にも人材育成に力を入れている企業であるとPRできます。また、宣言企業になると、支援制度での優遇を受けられるといったメリットもあります。
2022年4月からの1年間で、100社を超える企業から宣言していただいています。今後も宣言企業をどんどん増やしていき、広島県内でのリスキリング機運を盛り上げていきたいと考えています。
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(※3)一部の講座は修了証の発行がございません。