「職場の雰囲気は上司が作る」とよく言われます。問題がある職場では、雰囲気が悪く生産性が上がらないという悪循環が起こり、有能な社員ほど離れて行ってしまうという事も。またハラスメントと言われないようにと躊躇し、育成指導が出来なくなるという話もよく聞きます。
当研修では、「ハラスメントの定義や世の中の価値観の変化」、「時代に合った管理職の役割」といったハラスメントの基本知識から、「問題の早期発見のために必要な行動」を網羅的に学びます。自身がハラスメントの加害者にならないことは当然ですが、発生してしまった際に傍観者にならず、管理職としての対応方法を習得。ハラスメントを起こさない、より良い職場作りを目指しましょう。
管理職に自覚をもっと持ってほしい
管理職に相談の一次対応をしてほしい
重点的に学びたい内容にカスタマイズしたい
現場ですぐに生かせるスキルを身につけさせたい
ハラスメントかどうか、判断が難しいとよく言われます。パワハラと言われないようにヒヤヒヤし、思ったような育成指導ができないと嘆く管理職の方も多いようです。このままでは人も組織も企業も育ちません。
上席の方が傍観者にならないために、見落としてはいけないポイントを理解し、健全な職場のために様々な働きかけが必要であることを学びます。当研修にて、自信をもって管理職の役割を果たせるように!
パワーハラスメントと的確な育成指導の違いは何かを学びます。指示命令をするのは管理職の必要な役割です。ちょっとした言葉の言い回しで印象は180度変わります。厳しさと乱暴は違いますし、優しさと甘やかしは違います。本来の能力を発揮してもらうために萎縮させる必要はないのです。成功例、失敗例から共に考え、より良い方法が身につきます。
報連相は部下とのコミュニケーションの最たるものです。ハラスメントの相談対応もその一つ。取引先やお客様とのトラブルが起こった時の一番の相談先は「上司」です。早期対応、早期解決のために、しっかり聴ききる傾聴技術のポイントを身につけましょう。
定義の確認
グレーゾーンについて
悪気はなかったと思う理由
世の中の価値観の変化
安全配慮義務
傍観者にならない
早期発見・早期対応・相談対応
注意したい表現
以心伝心に頼らない
個性を理解
ハラスメントとの違い
アンコンシャスバイアスを知る
相談者は勇気をもって口に出す
信頼を裏切らない聴き方
相談の一次対応
部下の報連相が苦手な理由
具体的な日頃の声掛け
事例検討
厚生労働省が出しているガイドラインを基に、定義の確認をします。また発生要因を知っておくことも防止するには必要な知識です。残念ながらハラスメントはエスカレートする傾向にあり、グレーゾーンはある意味つきものだと考えています。だからと言って放っておくわけにはいきません。ハラスメントを見逃したり、向き合うことをしなかったため、措置の対象になる事も有ることを事例から学びます。
管理職には安全配慮義務が求められます。風通しの良い職場には「良い上司」が不可欠です。少しでも曖昧な部分を小さくするためには、管理職が小さい声も拾い上げる、そんな関わりが必要です。また、パワハラと言われない育成指導はどのようにしたらよいのか、関わる姿勢と共に学びます。
もし、部下からハラスメントの相談を受けたらどうしますか。ハラスメントに該当するかどうかは、詳細な聞き取り、調査や検討が必要です。管理職が全て一人で背負う必要はありませんが、一次対応は大変重要な役割です。何が起こっているのか、本人に不調はないか確認しつつ、言い分を正確に聞き取れる傾聴技術が身につきます。
ハラスメントの対処や判断の成功例だけではなく、失敗例からも学びます。答えが無い問題から回答を考え、より良い方法や捉え方、表現がないか、自分の組織で出来ることはないか考えて行きます。
ユーキャンの集合研修・オンライン研修は研修実施だけで終わりではありません。OJT/研修担当者へのレクチャーや、フォローシート・アクションプランのご提案など、実践・定着に向けた研修後の取り組みも支援します。まずはお気軽にお問合せください。
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