不登校・ひきこもり支援アドバイザー講座 もっと詳しく

家庭や教育現場で求められる不登校・ひきこもりの支援者

子どもの不登校・ひきこもりの解決につながる知識と実践力を習得

子どもが不登校やひきこもりにいたる背景は一人一人異なり、適切なかかわり方がわからないために状況が深刻化したり、親が一人で思いつめてしまうことも…。
「不登校・ひきこもり支援アドバイザー」は、子どもの不登校・ひきこもりに関する基本的な知識を学びます。支援の対象は小学生から高校生まで。解決のきっかけになる適切な対応方法の習得につながる資格です。

不登校・ひきこもりの児童・生徒数が増加

不登校の児童・生徒数は増加傾向にあります。文科省の調査結果では、中学生は17人に1人と最も多く、1クラスに1人以上の不登校の生徒がいることになります。
一方で、不登校の子どもや親・保護者への十分な支援が足りていないといったケースも少なくありません。このため、ご家庭や教育関連の現場で支援に活かせる知識や効果的なサポート方法を学ぶことへの関心が高まっています。

  • 出典:文科省「令和4年度/児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(2023年)

基礎知識から具体的な対応例まで、さまざまな場面で役立つ!

当講座は、さまざまな場面に対応した知識を習得できます。
子どもの状態に応じたかかわり方、コミュニケーションのポイントなど、ご家庭でのサポートに役立つ内容が満載です。
小学校・中学校・高校など教育関連の現場で子どもや親・保護者を支援する際にも活かせます。

不登校・ひきこもりの4つの段階

不登校・ひきこもりの状態は4つの段階にわけて考えられます。その子の状態に寄り添って対応することで、徐々に回復に向かっていくことが期待できます。心のエネルギーが低下・枯渇しているときはムリをさせないことも大切です。

  • 図の子どもの状態は一例です。

状況を変える第一歩に

子どもの不登校に自責感や後ろめたさを感じ、「どうしたらいいかわからない」とお悩みの方には、当講座で解決のヒントを得ることで、状況を変える第一歩につながります。
親・保護者の心の負荷を軽くするポイントを学ぶことで、子ども一人一人に寄り添うより良いサポートに役立てられます。

監修者からのメッセージ
監修:安澤 好秀先生

どう対応すればよいか悩まれている方に

近年、子どもの「不登校・ひきこもり」への関心が高まってきています。しかし、実際に子どもが不登校・ひきこもりになると、どうしたらよいかわからず、誰にも相談できずに悩みを抱えてしまう保護者の方も少なくありません。
当講座は、子どもが心のエネルギーを回復させ、保護者の方の悩みも軽減できるように、基本となる大切な知識をしっかり学んでいただける内容になっています。どう対応すればよいか悩まれている方に、きっとお役立ていただけると思います。
あなたや、あなたの周りにいる不登校・ひきこもりの子どもたちが、より良い一歩を踏み出せることを、心から願っています。

プロフィール:公認心理師・臨床心理士・社会福祉士・精神保健福祉士。小・中・高校のスクールカウンセラー、自治体の適応指導教室相談員など、教育現場でも活躍。専門分野は学校の問題(不登校・いじめ・非行・特別支援)、不登校生徒の進路支援、親子のコミュニケーション問題、思春期の課題、インターネット依存との向き合い方など。医療・福祉現場での経験も豊富。

教育関連やボランティアの現場でも役立つ​

当講座で学ぶ体系的な知識は、次のような場面でも役立ちます。​
・小学校・中学校・高校といった教育関連の機関で、不登校・ひきこもりの子どもやその親・保護者を支援​
・不登校・ひきこもりの子どもを支援するボランティア活動(学生のサークル活動、地域での学習支援・相談支援など)

受講修了で資格取得が可能!

当講座は、資格制度を運営する小高千枝メンタルヘルスケア&マネジメントサロンの認定講座。受講期間内に第1回添削課題を提出し、資格試験で基準点をクリアすれば、「不登校・ひきこもり支援アドバイザー」の資格が認定されます。
資格試験はご自宅でお好きなタイミングでチャレンジできます!

よくある質問

不登校とひきこもりの違いは何ですか?

不登校とひきこもりは、同じように扱われることもありますが、定義上は違います。不登校が学校に行っていない児童・生徒を指すのに対して、ひきこもりはそれ以上の年齢の方も含みます。

【不登校の定義(文部科学省)】
・対象者:児童・生徒
・状況:学校を年間30日以上欠席(病気、経済的理由を除く)。学校以外の社会に参加できている場合も含む。
【ひきこもりの定義(厚生労働省)】
・対象者:学籍や年齢による区別はない
・状況:6ヵ月以上、おおむね家庭にとどまり続け、社会参加していない状態。

不登校であっても塾や習い事などに通っている場合は、社会と交流があると考えられ、ひきこもりには該当しません。
当講座では、小学生から高校生までの子どもの不登校・ひきこもりについて学ぶことができます。

不登校・ひきこもりの子どもは、家で何をさせて、どのように過ごさせたらいいでしょうか?​

「学校に行かずに家でダラダラしているのは良くない」と考えるかもしれませんが、不登校・ひきこもりの子どもは、家でゆっくり過ごすことで心のエネルギーを取り戻そうとしている状態ですので、まずは十分な休息が大切です。​
子どもの好きなこと・やりたいことに向けるポジティブな感情は、心のエネルギーの回復につながります。親の価値観と合わないような、例えばアニメ・アイドル・ゲームなども、否定せずに尊重することで、親子のコミュニケーションや回復のきっかけになることも。​
一方で、不登校・ひきこもりになると、生活のリズムが乱れやすくなるため、子どもと話し合いができそうなら、「起床時間・就寝時間」「毎日〇時間は勉強する」といったルールを決めるとよいでしょう。​

正しい知識を学んで解決のきっかけに!

あなたに向いている講座か適性診断でチェック!

小学校・中学校では不登校者数が2013年から2022年までの10年間で倍以上になるなど、不登校の児童・生徒数は増加傾向にあります。一方で、不登校の子どもや親・保護者への十分な支援が足りていないケースも少なくありません。このため、ご家庭や教育関連の現場で活かせる知識やサポート方法を学ぶことが求められています。
「不登校・ひきこもり支援アドバイザー」は、子どもの不登校・ひきこもりに関する基本的な知識を習得できる資格です。子どもの対象年齢は小学生から高校生まで。解決のきっかけになるサポート方法への理解を深め、子どもの将来への展望を立てるのに役立てることができます。