• 更新日:2023/07/14

ネイルの資格を取得し、ネイリストとしての活躍をめざす女性の方は多いことでしょう。初級レベルの資格であれば、ネイリストの受験資格を得るために指定の学校に通うことや指定の講座を受講する必要はありません。義務教育を修了していればどなたでも受験することが可能です。
しかし、すべて独学で、プロのネイリストとして活躍できる技術や知識を身につけ、資格を取得することはできるのでしょうか。
そこで今回は、ネイルの資格の中でも独学の勉強で取得できると考えられる資格や、さらにその先を目指すためにおすすめの勉強法についてご紹介します。

このページを簡潔にまとめると・・・

  • 独学で取得できる寝入る資格は「JNECネイリスト技能検定3級」「JNAジェルネイル技能検定初級」など入門資格。
  • 独学には「実際の施術を見て技術を学べない」「自分の技術や技能を客観的に評価してもらえない」というデメリットも。
  • プロとしても求められる水準の級を取得するには講座を受講することがおすすめ。

ネイルの資格取得への道のりは?

ネイルの資格の中で知名度が高いのは、「JNECネイリスト技能検定」です。JNECネイリスト技能検定には、3級、2級、1級があり、級が上がるごとに試験の難易度は高くなります。
そして、ジェルネイルの施術の需要が増えたことを背景に資格取得者が増えている「JNAジェルネイル技能検定」には、初級、中級、上級があります。

JNECネイリスト技能検定の受験ステップ

  • 3級:筆記・実技試験。実技試験内容はケア、指定色でのカラーリング、アクリルカラーでのアートなど。3級合格者のみ2級の受験が可能です。
  • 2級:筆記・実技試験。実技試験内容はケア、チップ&ラップ(チップで爪の長さを足す)、指定色でのカラーリング、テーマ指定のフラットアートなど。2級合格者のみ1級を受験できます。
  • 1級:筆記・実技試験。実技試験内容はアクリルスカルプチュアでの長さだし、チップ&オーバーレイ、3Dを含むミックスメディアアートなど。


JNAジェルネイル技能検定の受験ステップ

  • 初級:筆記・実技試験。実技試験内容はケア、赤いポリッシュでのカラーリングと赤いジェルでのカラーリング、ジェルによるピーコックアートなど。初級合格者のみ中級の受験ができます。
  • 中級:筆記・実技試験。実技試験内容はケア、ジェルのオフ、ジェルイクステンション、フレンチでのカラーリング、グラデーションカラーなど。中級合格者のみ上級の受験が可能です。
  • 上級:実技試験。実技試験内容はジェルクリアスカルプチュア、ジェルによるチップオーバーレイ、フレンチルック・アートなど。


ネイルの資格は独学の勉強で取得が可能?

独学の勉強で資格を取得できるのは、「JNECネイリスト技能検定3級」と「JNAジェルネイル技能検定初級」などといわれています。それ以上の級に挑む場合は、プロの指導や通信講座の受講を検討した方が良いでしょう。
独学には、「自分のペースで勉強を進められる」「教材以外の費用がかからない」というメリットがあります。しかし、独学には、「実際の施術を見て技術を学べない」「自分の技術や技能を客観的に評価してもらえず、試験対策に生かしにくい」というデメリットもあります。

そのため、プロとして活躍できる水準といわれている「JNECネイリスト技能検定2級」以上などの資格を目指すなら、ネイリスト講座の受講がおすすめです。
たとえ技術が水準以上でも、それを完成させるまでの手順を誤れば減点されてしまうのがネイルに関する検定の特色。講座を受講することにより、減点を防ぐための対策までしっかり学べ、資格取得へ結びつけることができるでしょう。

ネイルの資格取得に役立つ講座を受ける

前述の通り、ネイルの資格は一定以上の級になると、独学の勉強では取得が難しいと考えられます。独学にこだわるよりも、プロの指導や通信講座を受けて、資格取得を目指しましょう。
ユーキャンのネイリスト講座では、「ネイルの基本」から「具体的な検定対策」まで、しっかりと学ぶことができます。「JNECネイリスト技能検定2・3級」と、「JNAジェルネイル技能検定初級」の取得に対応していて、6カ月で合格可能な知識・スキルを身につけられるカリキュラムになっています。
また、ネイリスト講座には分かりやすいレッスンテキストやレッスンDVDに加え、ネイリストになってからも役立つプロ仕様の用具・用材一式が付いてきます。独学で用具や用材を選んで買い集めるよりも手間が少なく、かえってお得になるかもしれません。

まとめ

今回は、ネイルの資格の中でも独学で取得できると考えられる資格や、さらにその先を目指すためにおすすめの勉強法についてご紹介しました。
ネイルの仕事に就きたいと考えているなら、資格を取得しておくに越したことはありません。ネイルサロンへの就職時には資格があった方が有利ですし、ご自宅で開業される際にも資格が集客の助けになるでしょう。
「独学で勉強中だが、なかなかネイルの資格を取得できない」「できるだけ早くネイルの資格を取得したい」などのお悩みをお持ちの方は、ぜひネイリスト講座の受講をご検討ください。

生涯学習のユーキャン
この記事の監修者は生涯学習のユーキャン

1954年設立。資格・実用・趣味という3つのカテゴリで多岐に渡る約150講座を展開する通信教育のパイオニア。気軽に始められる学びの手段として、多くの受講生から高い評価を受け、毎年多数の合格者を輩出しています。
近年はウェブ学習支援ツールを拡充し、紙の教材だけでは実現できない受講生サポートが可能に。通信教育の新しい未来を切り拓いていきます。

よくある質問

ネイリスト検定の実技試験はどのような内容ですか?

実技試験はネイル技能検定でも、JNAジェルネイル検定でも、どちらでも実施されます。当日はネイル用具用材を一式持参。素材やテーブルセッティングも含め採点され、また当日はご自身で選んだモデルの手にネイルを施します。
用具用材の準備はもちろん、モデルとの信頼関係も大切です。試験本番の数ヵ月前からの丁寧な事前準備を行いましょう。

JNAジェルネイル技能検定試験ってどんな検定?

JNAジェルネイル技能検定試験とは、NPO法人日本ネイリスト協会が、お客様が安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目的に、創設した資格です。2010年に始まったばかりの試験ですが、ジェルネイルがネイルサロンの主要メニューとなった今、ネイリストにとっては重要な資格であるといえます。

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ネイルの基礎から検定対策まで!

ユーキャンの「ネイリスト」講座は、ネイルのビギナーからプロのネイリストを目指す方まで、幅広くおすすめできる講座です。まったく初めての方でも、ネイルケアの基本からさまざまなネイルアート、リペア、さらに今人気のジェルネイルまで、ネイルの幅広い技術がやさしく身につきます。しかも、本講座は30年以上の指導実績を持つNSJネイルアカデミーの協力のもとに開発された養成講座。ネイリスト技能検定試験2・3級と、JNAジェルネイル技能検定試験初級にも対応している充実のカリキュラムなので、プロのネイリストとして活躍したい方にもぴったりです。検定合格のためのポイントが、基礎からしっかりと学べます。
ネイルチップやファイル、ニッパー、LEDライトなど、レッスンに必要なネイル用具・用品もお届け! 届いたその日から、自宅ですぐにレッスンを始めることができます。用具・用材はプロ仕様のものなので、検定の実技試験にもそのまま持参できるうえ、プロのネイリストになってからもそのまま使えます。
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