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インテリアにファッション・・・カラーコーディネートの知識は仕事で役立つ!
- 更新日:2023/06/14
「絵を見ることが好き」「イラストを描くことが好き」「きれいな色を眺めるのが好き」「インテリアやファッションのコーディネートを考えるのが好き」――。色に関わることが「好き」だと感じる方は多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、カラーの資格です。カラーコーディネートの知識は、色に関係するさまざまな仕事、場面で役立ちます。
ここでは、カラーの資格がどのような仕事に関係しているかなどについてご紹介します。
このページを簡潔にまとめると・・・
- カラーコーディネートとはさまざまな色の組み合わせを考え、構成することを指す。
- カラーコーディネートの知識を身につけると、さまざまな仕事をする上でその知識が役立つ。
- インテリア業界では、壁紙やカーテンなどインテリアを選ぶお手伝いをするときなどに。
- ファッション業界では、お客様に洋服の組み合わせを提案するときなどに。
カラーコーディネートとは?
色には赤や青といった色みの違いがあるのはもちろんですが、同じ青でも水色のように明るい青もあれば、紺色のような暗い青もあるように、「明るさ」「鮮やかさ」の違いがあります。そして、カラーコーディネートとはさまざまな色の組み合わせを考え、構成することを指します。
カラーコーディネートを勉強すると、例えば、部屋のインテリアやレイアウト、ファッションについて考える際に、それぞれの色が持つ効果や目的に合う色の組み合わせなどを意識し、理想的な空間やファッションコーディネートを実現しやすくなります。
また、カラーコーディネートの知識を身につけると、さまざまな仕事をする上でその知識が役立ちます。例えば、ファッション業界やインテリア業界、またメイクやデザインの世界でも色の知識は重要です。お客様に洋服の組み合わせを提案するときや、壁紙やカーテンなどインテリアを選ぶお手伝いをするとき、色の組み合わせ方やその効果を知っているとお客様により良い提案をすることができるでしょう。
インテリアでも重視されるカラーコーディネート
インテリアをコーディネートする際には、「部屋」という広い面積で使う色を考える必要があります。例えば、インテリアデザイナーとして働く場合、色の効果や相性を入念に確認しながらインテリアをコーディネートすることが求められます。家具や壁紙などは、簡単に買い替えたり交換したりすることができません。お客様の希望に合わせたカラーデザインができるかどうかは、お客様の生活の質を決める上で重要だと言えるでしょう。また、建築関係の事務所や家具店、カーテンやカーペットを扱う仕事をする場合はもちろん、小さな雑貨1つにしても、住む方が心地良いと感じるものを選ぶ際にカラーコーディネートの知識は大いに役立ちます。
カラーコーディネートとファッション
ファッションでは、服のデザインやスタイリングだけではなく、色も非常に重要です。人前に出る仕事をしている場合はもちろん、事務職などの内勤の仕事をしている場合も、服の色はその人の印象に影響を与えます。そのため、ファッション業界でスタイリストをしている方や衣装を担当している方にとって、カラーコーディネートの知識は仕事と不可分の関係と言えるでしょう。
髪の毛や肌の色、顔立ちや雰囲気などが違えば、その人に似合う色(パーソナルカラー)も当然異なります。カラーの資格の中にはパーソナルカラーを出題範囲に含む資格もありますが、このような資格を持っていれば、プロの目線から顔色がきれいに見えるメイクや服の色についてパーソナルなアドバイスをすることが可能です。
カラーの資格は、アパレル関係のショップ店員として働く場合でも役立ちます。お客様をより魅力的に見せる服装やコーディネートをすることはもちろん、商品をより良く見せる配置や、アイテムを色別に整理して見せやすくする方法など、カラーの知識は店舗のディスプレイにおいても力を発揮してくれるでしょう。
このように、ファッション業界で働く上で、カラーコーディネートの勉強は大きな強みになります。色についての知識があれば、ファッションに関わる仕事で活躍できる可能性が高まるでしょう。
まとめ
カラーコーディネートについて学び、色が及ぼす効果を知ると、インテリア業界やファッション業界などさまざまな仕事で知識を役立てることが可能です。色についての知識は、自分の部屋のレイアウトを考えるときや毎日の服装を選ぶときなど、プライベートでも役立ちます。その上、色についての詳しい知識がない方や、どのような色が自分に似合うか分からない方にアドバイスをする立場にもなれるでしょう。
カラーの資格には、パーソナルカラリスト検定をはじめとしたさまざまなものがあります。インテリア業界やファッション業界など、色に関わる仕事に興味がある方は、ぜひカラーコーディネートの勉強をしてはいかがでしょうか。
- この記事の監修者は生涯学習のユーキャン
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1954年設立。資格・実用・趣味という3つのカテゴリで多岐に渡る約150講座を展開する通信教育のパイオニア。気軽に始められる学びの手段として、多くの受講生から高い評価を受け、毎年多数の合格者を輩出しています。
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よくある質問
- 色に関わる資格は何がある?
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色に関する検定は、色彩検定、カラーコーディネーター検定試験、パーソナルカラリスト検定、色彩士検定と様々あり、それぞれで強みや特色、身につく知識が異なります。
- 色の知識が活かせる仕事・就職先って?
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色に関する知識が活かせる仕事としては、アパレル・ファッション業界、メイク・ネイル業界、美容業界、ブライダル・ジュエリー・フラワー業界、インテリア・建築業界、出版・広告・Web業界などが挙げられます。
- 色彩検定って?
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色彩検定とは、色に関する知識と技能を問う試験です。公益社団法人色彩検定協会(A・F・T)が主催しており、「A・F・T色彩検定」と呼ばれることもあります。社会人から学生まで幅広い年齢層の人が受検する、人気の資格です。
講座との相性を確かめよう
カラーコーディネートは、たくさんの色から微妙な違いを見極めて、効果的に色をコーディネートすることができるスキル。
色彩に関する基本的なノウハウをしっかりと習得できるので、ファッションや化粧品、ヘアメイクやブライダル業界はもちろん、広告・宣伝、出版、デザイン関係と、活躍の場はたくさん! また、インテリアや服装のコーディネートスキルも学べるので、日常生活でも効果を発揮できます。
ユーキャンの「カラーコーディネート」講座のメインテキストは、オールカラー! 他にも、カラーカードを切り貼りしながら配色のイメージが覚えられる「ワークブック」など、副教材も充実しています。受講生に人気の「パーソナルカラー診断」を受ければ、自分にぴったり似合う色がわかるので、普段の服装のコーディネートやメイクに活かせるのも魅力! 楽しみながらセンスが磨けます。
同時に、(一社)日本カラリスト協会が主催する、パーソナルカラリスト検定2・3級合格が目指せます!