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20代〜40代男女が選ぶ!

2015年、武器になる資格は!?

2014年は消費税率8%へのアップや円安傾向の強まり、エボラ出血熱の流行、STAP細胞・号泣会見といった騒動など、経済面でも文化面でも様々な出来事がありました。

来年はどんな年になるのでしょうか? 2015年に話題になりそうなことから考えて、2015年こそ取っておくと役立つ資格とは――。

2014年の1年を振り返りつつ、2015年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査を実施し、20〜40代男女997名から回答を得ました。

◆調査概要

調査対象:20代〜40代の男女 997名(男性498名、女性499名) 実施期間:2014年10月31日〜11月1日 実施方法:インターネット調査 対象地域:全国

消費税引き上げが、印象に残ったこと1位に!

2014年に起きた出来事のうち、印象に残ったもの:
1位「STAP細胞騒動」、「消費税が8%にアップ」

まず、2014年に起きた出来事のうち印象に残ったものを聞いたところ、文化・スポーツ・自然/科学技術関連の1位は「STAP細胞騒動」(63.1%)、2位が「御嶽山噴火」(62.0%)、3位が「西アフリカ エボラ出血熱流行」(42.5%)という結果となりました。

一方で、政治・経済面では「消費税が8%にアップ」(80.2%)が他を大きく引き離し1位に。続く2位は「野々村元議員の号泣会見」(50.6%)でした。全体として、1997年4月以来となる消費税率引き上げが強く印象に残ったとする回答が多かったようです。

2014年に起きた出来事のうち、印象に残ったものは?【文化・スポーツ・自然/科学技術】

2014年に起きた出来事のうち、印象に残ったものは?【政治・経済】

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pickup実は昨年も‥

2013年12月にユーキャンが調査した「2014年武器になる資格は?」でも、2013年に起きた出来事のうち、印象に残ったものを調査しました。実は昨年の結果も1位は「消費税引き上げ決定」

実施決定の年、実施の年と2年連続で消費税増税の話題がトップとなる形になりました。

昨年のグラフを見る
  • 2013年に起きた出来事のうち、印象に残ったものは?

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2015年は2014年の話題を引き継ぐ形に

2015年に話題になりそうなこと:
「エボラ出血熱の流行」「消費税10%引き上げ論議」

次に、2015年に話題になりそうなことを聞いてみました。まず文化・スポーツ・科学技術面のトピックでは「エボラ出血熱の流行」がダントツの1位(54.4%)に。2位は「北陸新幹線の長野〜金沢間が開業」(24.1%)、3位は「「自動」運転車(自動運転システム)」(18.8%)でした。

2015年の気になる話題【文化・スポーツ・科学技術】

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一方で政治・経済面でのトピックを聞いたところ、77.9%の人が「消費税10%引き上げ論議」と回答して1位に。
2位に「物価上昇」(35.0%)、3位「配偶者控除/手当の見直し」(26.6%)と続きました。
1位になった「エボラ出血熱の流行」「消費税10%引き上げ論議」はいずれも2014年から多くニュースになってきましたが、前者については収束の気配がまだ見えないこと、後者については一旦延期が決まったものの、2015年も引き続き目が離せない話題となりそうです。

2015年の気になる話題【政治・経済】

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専門家が考える2014年、2015年は?

これまでに見てきた2014年振り返りと2015年予想を踏まえて、370個以上(2014年11月現在)の資格・検定を取得している資格アドバイザーの鈴木秀明さんに2015年の注目資格について伺いました。

鈴木 秀明さん
資格アドバイザー
鈴木 秀明さん

消費税増税、新幹線の開通と世界遺産・・・
専門家が考える、2014年・2015年のトレンドに見る注目資格とは?

最も注目度が高かった出来事はやはり消費税の増税。これを機に家計の見直しに取り組んだご家庭も多いのでは。税・保険・不動産など家計に直結するお金の知識について幅広く学べるFP技能検定はオススメ資格のひとつです。

また、青色LED関連での日本人3氏のノーベル物理学賞受賞も話題になりましたね。
2011年の震災を契機に電気工事士などの技術・エネルギー分野の資格への関心が高まってきており受験者数も増えているようですが、そうした動きが今後さらに加速するかもしれませんね。

2013年の富士山に続き、2014年には富岡製糸場が世界文化遺産に登録されたことも大きなニュースでした。旅行業界等では意外と評価が高いとされる世界遺産検定の受験者数も堅調な伸びを見せているようです。
2015年には北陸新幹線が富山・金沢まで開通しますが、世界遺産登録を目指す金沢の動きにも影響があるかもしれませんね。

富山・岐阜にまたがる世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」へのアクセスもよくなりそうです。2020年の東京オリンピック開催も控えていますし、観光や語学といった分野の資格への注目度が今後さらに高まってくるのではないでしょうか。

鈴木秀明さんが選ぶおすすめ資格はこちら!

鈴木秀明さんのプロフィール

All About「資格」ガイド。東京大学理学部卒。東京大学公共政策大学院修了。

取得資格は行政書士、中小企業診断士、気象予報士、証券アナリスト、宅建、FP1級をはじめとして370個以上(2014年11月現在)。

「資格アドバイザー」「ライセンスアセッサー」として雑誌・ラジオ・テレビなどへのメディア出演実績はのべ100件以上。

暮らし向きは悪くなる!? 家計の意識はより節約に。

2015年は「支出が増える」「より節約に励む」傾向に。

調査では、2015年に予定されている出来事を踏まえた上で、家計にどのような変化があると思うかも聞いてみました。
「支出」について聞いたところ「増える」と回答した人が49.8%と半数近く、また「節約」に関しても、「より節約に励む」と回答した人が58.4%と過半数に達し、消費税増税や各種値上げで支出がどうしても増えてしまう中、節約をして少しでも支出をおさえる人が多いという結果となりました。
「暮らし向き」についても、「悪くなる」と答えた人(40.9%)が、「良くなる」と答えた人(10.2%)の数をはるかに上回りました。

家計に起こる変化

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2014年は経済予測の下方修正がなされることが多かった年ですが、実際の日常生活においてもやはり先行きが厳しい予測をしている方が大半です。
消費税率の引き上げ、円安、物価高など、今後の支出が増える要素は多いのに、所得のほうはなかなか増えない……。
無駄遣いをせず節約し、堅実に資産管理をしていこうという姿勢が垣間見えます。

増える支出に備えた節約の意識。先行きが厳しい日常生活が予想される中…2015年武器になる資格は??

2015年に持つべき武器は、「FP」! 高いライフプランニングへの意識

2015年に取っておくと武器になりそうな資格:1位
「ファイナンシャルプランナー(FP)」

今後予定されている出来事を踏まえた上で、2015年に武器になりそうな資格を聞いてみたところ
1位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」、2位「TOEIC(R)」、3位「ケアマネジャー」、4位「社会保険労務士」、5位「簿記」という結果に。
家計予測が厳しい中、将来に向けて適切なライフプランニング・資産設計ができ、節約の面でも大きな役割を担う「ファイナンシャルプランナー(FP)」が一番多く票を集めました。2位にランクインした「TOEIC(R)」も、英語スキルの証明という点で役に立つと言えそうです。
訪日外国人の増加により、今後英語が使う機会がますます増えるかもしれません。
また、超高齢社会の今、介護業界を支える「ケアマネジャー」も人気のようです。

2015年に取っておくと武器になりそうな資格は?

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また、男女別で比較すると、男性は1位「ファイナンシャルプランナー(FP)」、2位「TOEIC(R)」、3位「簿記」という結果に、 一方で女性は1位「ファイナンシャルプランナー(FP)」、2位「ケアマネジャー」、3位「TOEIC(R)」という結果になっており、2位以降では異なった資格が票を集めていることが分かりました。

男女別のグラフを見る
  • 2015年に取っておくと武器になりそうな資格は?【男性編】

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  • 2015年に取っておくと武器になりそうな資格は?【女性編】

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2015年に実際に取ってみたい資格についても聞いたところ、こちらも1位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」で、2位は「TOEIC(R)」、3位は「簿記」、4位「情報処理技術者試験」、5位「メンタルヘルス・マネジメント検定(R)」と続きました。

2015年に実際に取ってみたい資格は?

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また、こちらも男女別で比較したところ、男性では1位「ファイナンシャルプランナー(FP)」、2位「TOEIC(R)」、3位「情報処理技術者試験」、女性では1位「ファイナンシャルプランナー(FP)」、2位「TOEIC(R)」、3位「メンタルヘルス・マネジメント検定(R)」という結果になりました。

男女別のグラフを見る
  • 2015年に実際に取ってみたい資格は?【男性編】

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  • 2015年に実際に取ってみたい資格は?【女性編】

    画像をクリックすると拡大されます。

pickup昨年に続き「強い」FP!
注目はメンタルヘルス・マネジメント
FP

2014年度の「武器になりそうな資格」「取ってみたい資格」でも1位だったファイナンシャルプランナー(FP)。

昨年から続く「消費税増税」の話題に連動するように、FPへのニーズが強まっているようです。

10%の増税については先送りになったものの、暮らしに直接関わってくる話題が続く分、家計の節約や資産管理に役立つFPの人気はしばらく続きそうです。

また「メンタルヘルス・マネジメント検定(R)」が新たにランクイン。

全体では8位、男女別では女性ランキングで3位にまで上がっています。

昨今の職場問題でストレス・メンタルヘルス対策が話題に挙がることが多く、現代社会において今後ますます重要視されてきそうです。

FP資格の魅力とは?

FP資格の魅力に関して、ファイナンシャルプランナー(FP)の花輪陽子さんに伺ってみました。

花輪 陽子さん
ファイナンシャルプランナー(FP)
花輪 陽子さん

きびしい時代に武器となるFP資格

消費増税と円安の影響で食品や光熱費など生活に密着したものの値段も上がっています。
物価の上昇以上に賃金が伸びていないので節約をしてなんとかしのいでいるという家計も増えています。
このようなきびしい時代に武器となるのがファイナンシャルプランナー(FP)資格です。

資格の勉強を通じて自分のライフプランニングをたてることができるようになり、人生に必要なお金と、その運用プランも分かるようになります。
また、保険の学習をすることにより、自分自身の保険の加入や見直しの際にも役に立ちます。
その他、税金、不動産、相続など人生に切っても切れないお金のことを専門的に学んでいくことができるのがFP資格の魅力です。

例えば、私の場合、FPの勉強をしたことにより、保険の見直しで年数十万円の節約に成功しました。 勉強をすることにより、大きな成果を手に入れることができたのです。こんな時だからFPという知識を武器に時代を乗り切りましょう。

花輪陽子さんのプロフィール

1978年、三重県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系の投資銀行に入社。OL時代は借金200万円の”貯まらん女”だった。

アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻が引き金で起こった世界同時不況「リーマンショック」のあおりで、2009年夫婦同時失業を経験。

投資銀行を退職し、猛勉強の末、ファイナンシャル・プランナーに転身。CFP認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士など多数資格を保有。

主な著書に『かしこい節約生活』(だいわ文庫)など。

取得した資格、実際何に役立ってる?

「2015年に取ってみたい資格」のTOP3にランクインした、ファイナンシャルプランナー(FP)、TOEIC(R)、簿記の知識は、実際のところ役に立つのでしょうか?直近の一年間にそれらの資格を取得した方(TOEIC(R)については、受験をした方)に、知識がどのように役立っているのかを聞いてみたところ以下の回答が得られました。

【ファイナンシャルプランナー(FP) 合格者】
節税ができた(広島県・30代・男性)/ニュースの見かたが分かるようになった(愛知県・20代・男性)/普段の生活の中の、お金に関連する部分で役立っている(愛知県・40代・女性)
【TOEIC(R) 受験者】
海外出張時やプライベートの海外旅行時に重宝している(神奈川県・40代・男性)/外国人とのコミュニケーションに壁をあまり感じずに済む(神奈川県・20代・女性)
【簿記 合格者】
職場での実務に役立っている。決算書の読み方が分かるようになった(愛知県・40代・女性)

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナー(FP)

自分の資産は自分で守る時代。
広い視野を持って資産設計ができるスペシャリスト。

家計の節約から独立・開業まで、幅広い領域で「お金」についてのエキスパートになれる資格。
就・転職やキャリアアップに活かせ、独立・開業も目指せるだけでなく、自身の資産運用・家計管理にも役立つため、 知識を持った節約などで、消費税アップなどによる支出増から家計を守る強い武器となるはずです。

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約150カ国で実施されている、英語のコミュニケーション能力を評価する試験。
自己啓発や企業の福利厚生として使用されるケースも増えており、年々受験者数を伸ばしています。
高スコアなら、就職・転職に有利。

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今後ますますニーズ増!介護業界を支える有力資格!

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ケアマネジャーは、介護を必要とする人と福祉・医療・保健のサービスとを結ぶ「架け橋」となる重要な役割を担っています。
総人口の約5人に1人が65歳以上の超高齢社会。 今後、ますます価値のある資格になるでしょう。

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社会保険労務士

労働問題や年金問題、社会保険のエキスパート。

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労務形態の多様化から起こる問題、年金制度への不安‥
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メンタルヘルスマネジメント(R)検定

心の健康”を守る、ニーズ・人気ともに上昇中の資格!

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2015年に実際に取ってみたい資格では、女性ランキングの3位にランクイン! 働く人々のストレスは年々増加傾向にあり、いまや活力ある職場作りには、心の健康管理が不可欠。 企業を中心に資格取得の動きが広がる、ニーズの高い有望資格です。

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