介護業界の未来は明るい!
キャリアステップの方法
介護施設は増え続け、介護職員のニーズは高まるばかり。それに伴い、今、介護の資格の養成体系が整備されています。他の業界でも高齢者への対応は必須で、介護の資格を活かせる場がどんどん広がっています。
介護職のキャリア形成について一本化の動き
介護業界で資格は欠かせません。持っている資格に応じて仕事の範囲も待遇も昇給も変わってきます。今まで介護の現場では「ホームヘルパー」「介護職員基礎研修」「介護福祉士」の3つの資格が混在していて、養成体系も複雑でした。
そのため、キャリア形成のイメージが難しく、ステップアップをあきらめてしまう人も。働く人にとって見通しが立てにくいことから離職してしまう現状がありました。
そこでキャリア形成の養成体系をシンプルにし、「介護福祉士」のルートに一本化。そのステップアップ資格として「認定介護福祉士」が誕生したり、「管理介護福祉士(仮)」の創設も検討されるなど、将来の見通しをもって働けるように整備されつつあります。
需要はなくならない! 今後ますます重宝される可能性
安倍元首相が1億総活躍社会の実現で掲げた「介護離職0(ゼロ)」の達成に向け、特別養護老人ホームなど介護サービスの整備計画を50万人分に拡大。そこで働く介護職員のニーズはますます高まることが予想されます。人材不足ということもあり、社会経験の豊富な中高年を積極的に採用している企業も多く、40代でも若手という職場も少なくありません。
年齢に関係なくチャレンジでき、さらに資格取得のバックアップがあるのは介護業界ならでは。今から養成研修を受ければ、近い将来には管理者への道も。課題となっている待遇面も改善されることが期待されています。
活かし方は無限大!? 自分次第で広がる介護の世界
介護の資格は介護業界でキャリアアップできるほか、他の業界でも活かせます。介護業界では、介護福祉士から上位資格の「認定介護福祉士」「管理介護福祉士(仮)」を取得してマネジメント力を活かしたり、ケアプランの作成など相談業務を担う「ケアマネジャー」として活躍する方法があります。
他の業界でも、増えつづける高齢者への対応は必須。特にバリアフリーの知識が求められる建築業やサービス業では、介護のスキル・知識は欠かせません。自分らしい働き方に合わせて介護の知識・スキルを活かせる場はどんどん広がっています。
介護の仕事はイロイロ!
得意分野×介護がきっとある!
介護の仕事と一口に言っても、内容はさまざま。自分の得意分野を活かせる資格がきっとあるはずです。複数の資格を組み合わせて取得し、自分の強みに磨きをかけるキャリアステップもおすすめです!
エンタメ×介護・・・レクリエーション介護士
高齢者の毎日の生活に笑顔を届けるレクリエーション介護士。体調や施設の環境、安全性など総合的な状況をふまえ、楽しめるレクリエーションを計画・実施します。
すでに介護に携わっていればレク担当として現場で重宝されることも。介護職につきたいけれど経験がない…という方は受験資格のないレクリエーション介護士がおすすめ。人を楽しませるのが好き、企画が得意という人に向いています。 レクリエーション介護士講座はこちら>>
住まい×介護・・・福祉住環境コーディネーター
高齢者や障がい者にとって安全で安心して暮らせる住まいを提案する、福祉住環境コーディネーター。在宅介護で家に手すりをつけたり、リフォーム時に各専門家との橋渡し役になったり、助成金のアドバイスをすることも。
ケアマネジャーや介護福祉士の資格に福祉住環境コーディネーターをプラスして、住宅改修支援への実践的なアドバイスを強みにしている人もいます。医療・福祉業界はもちろん、建築業界や福祉用具メーカー、自分自身や家族のためにも役立ちます。 福祉住環境コーディネーター講座はこちら>>
サービス業×介護・・・准サービス介助士
高齢者や体の不自由な人に移動の手助けをする准サービス介助士。「おもてなしの心」と「安全な介助技術」を学ぶ資格です。百貨店や金融機関、公共交通機関をはじめとしたさまざまな場所で准サービス介助士の設置が積極的に推進されています。
ほかにも観光業、小売業などサービス業に携わっている人や、ボランティアで人のために役立ちたいと考えている人の取得が増えています。 准サービス介助士講座はこちら>>
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おすすめ資格PICK UP
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