水彩色鉛筆画講座

リンゴ

リンゴと言えば赤、というイメージがありますが、よく見てみると、様々な色が混ざり合っており、さらに光の当たり方で色の濃淡も変わっています。この作品では、着色の基本や、光・影・陰を意識した立体感の出し方を学びます。

Sweet honey day

「ピエール・ドゥ・ロンサール」という名のバラを描いた作品です。花の香りを匂い立たせるようなつもりで描いています。背景に花の同系色を取り入れて、背景から描き始めました。

子ねこ

この作品は、ふわふわとした印象を出すためにあまり水を使っていません。子ねこ、背景ともに「ドライパウダー」という技法を使って、柔らかい雰囲気を出しています。ふんわりと描きたい部分は色鉛筆のままで、くっきりと描きたい部分は水で溶かして、と使い分けることができるのも、水彩色鉛筆の特長です。

チューリップ

花のみずみずしさや、花びらの自然なグラデーションは、水彩色鉛筆と相性がバツグン。また、この作品では背景の模様作りに「塩」を使用しています。塩が水に溶けて偶然出来上がる独特の模様が、作品のさらなる味わいを引き出します。

プティ・クグロフとマドレーヌ

かわいい洋菓子です。水彩色鉛筆は、このような焼き菓子のスポンジの質感が表現しやすい画材です。背景は、水を軽く敷いたあとに色を入れています。そのあと、レースペーパーを使って、さらに表情をつけています。

満開の桜

奥行きの表現や自然の風景の描き方を学びます。マスキングを利用して、花びらの中をところどころ白抜きにすることで、キラキラと光に照らされる様子を表現しています。細かい花びらの表現は、色のしぶきを散らす「スパッタリング」というテクニックを使用しています。

果物とグラス

この作品では、複数のモチーフの重なりの表現や、グラスの立体感、透明感の表現を学びます。グラスは透明ですが、テーブルと接している部分に陰影を付けたり、全体的に薄く色を付けたりすることで、湾曲した立体感や、向こうが透けて見える透明感を表現できます。

女の子

この作品では、人物の描き方を学んでいきます。実物に似せることにこだわらず、水彩色鉛筆のふんわりしたタッチを活かして描いていきます。さらに教材では、別パターンの背景の作品も紹介しています。おなじ主題でも背景の色味や模様を変えることでバリエーションが広がります。

TAPA

ワンちゃんが飼い主からいっぱいの愛情を受け、幸せに包まれている様子を描きました。 毛並みは色鉛筆中心で描きます。水で溶かしきらず、色鉛筆の質感を残すことで、柔らかい毛並を表現しています。

バラの花束

このレッスンでは、バラの花の描き方とともに、花束の表現も学んでいきます。また、花の発色をよくしてメリハリを出すために、色鉛筆の芯を粉にして濡れたところに振り掛ける「ウェットパウダー」という技法を使用しています。

夕暮れの街並み

このレッスンでは、遠近感とグラデーションを学びます。遠くの街並みはぼんやりと描くことで、遠近感を出しています。また、画面全体にグラデーションを敷くことで、街全体が夕焼けに染まっている、幻想的な雰囲気を表現できます。

鳴門海峡

鳴門海峡です。うず潮が近くにあり、船が揺れている様子を描きました。背景は、紙を立ち上げる「グラデーション」を使って描いています。

だっこ

子どもと動物のほのぼのとしたふれあいを描きました。背景は、軽く水を敷いてから、筆で動きを出すように描いています。塩をまくことで模様をつけて、さらに動きを出しています。

雪の舞う森

背景にグラデーションをいれ、幻想的な雰囲気を演出しています。スプレー技法は、手に水をつけ、画面に向かって散らすだけの簡単な手法ですが、飛んだしぶきで大小さまざまなにじみができ、あたり一面に降り続く雪を表現できます。

I wish you a Merry Christmas

クリスマスのイルミネーションです。にぎわう街角の人々の様子をシルエットで表現しています。全体的に暗いトーンで背景から描き、中央の黄色を入れたあと、水のしぶき（スプレー技法）で雪を散らしました。