採用試験ガイド
併願受験もOK!チャンスはいっぱい
まずは受験資格の確認を!
次のような受験資格が必要になることがあります。詳細は実施団体によって異なりますので、事前に必ず、ご自分の志望先にご確認ください。
・年齢…およそ30歳の上限があります(30歳以上でも受験できるところもあります)。
・国籍…日本国籍を有する必要がある場合が多いです。
・学歴…大学卒業または卒業見込みの方。
・その他…基本的に居住地に制限はありませんが、地方公務員採用試験では、受験時点でのその自治体への居住、または採用後の居住を条件としている自治体もあります。
公務員試験の日程をチェック
採用試験によって異なりますが、例年次のような日程で一次試験が実施されています。
【国家公務員】
・総合職採用試験…3月下旬
・一般職採用試験…6月上旬
・専門職採用試験…5月下旬
【地方公務員】
・都道府県や政令指定都市の職員採用試験…6月中旬
・政令指定都市以外の市町村職員採用試験…6月~9月中旬
試験のスケジュールや内容は変更される場合があります。事前に必ず、ご自分の志望先にご確認ください。
公務員試験のフローは?
公務員の試験は、いくつかの順序をたどって行われます。特に国家一般職と地方上級の試験では異なるフローが発生するため、注意が必要です。
国家一般職の場合
- 官庁訪問は、合同業務説明会から最終合格発表までの間に行われます。二次試験の期間中は実施されません。
試験科目について
教養試験(基礎能力試験)・専門試験で問われる科目は、おおむね次のように指定されています。
ただしどの自治体・機関を受験するとしても、全科目が問われるわけではありません。どのような科目が課されるのか、事前に志望先の試験概要を確認してください。
2分野がある教養試験
教養試験では自分の頭で考えて解く「知能分野」と、いわゆる暗記モノの「知識分野」の2つに分けられます。
【知能分野】文章理解(現代文/英文)・判断推理・数的推理・資料解釈
【知識分野】自然(物理/化学/地学/生物/数学)・社会(政治/法律/社会/経済/時事)・人文(日本史/世界史/地理/文学/思想)
分野に特化した専門試験
より分野に特化した内容が問われる専門試験。大きく「法律」「経済」「政治」「その他」の4つを軸に構成されています。
【法律】憲法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、行政法
【経済】ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学
【政治】政治学、行政学、社会学、国際関係
【その他】英語(基礎)、英語(一般)、心理学、教育学
- 当コースで学習する専門対策の科目は「憲法・民法・行政法」「ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学」「政治学・行政学」になります。
専門試験の学習範囲は膨大!?
幅広い科目から出題される専門試験。国家一般職に関しては、その中から8科目を選択することが決まっています。
当コースでは効率よく学習を進めるため、はじめから学習する専門科目を「憲法・行政法・民法・ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学・政治学・行政学」の8つに厳選しています。
受験機会を増やして、試験に慣れる!
受験資格を満たしていれば、公務員試験はいくつでも受験が可能。国家公務員と地方公務員の併願もOKです。
試験日程や試験内容を見ながら、併願が可能な試験を調べておくのがおすすめ!大学受験のようにできるだけ多くの受験機会を設け、試験に慣れておくことが賢い受験テクニックです。
あなたに向いている講座か相性診断でチェック!
充実した福利厚生や、安定した職場環境で近年人気を集めている公務員。大きくは国家公務員と地方公務員の2種類に分けられ、両者を併願する受験生も多くいます。
国家一般職・地方上級コース(大卒公務員受験対策講座)は、国家公務員・一般職、地方公務員上級試験の対策コースです。
公務員の試験は筆記試験と面接試験で構成され、筆記試験の範囲が膨大であることが特徴です。独学で進めようと思うと、どこから手を付けたらよいかわからない…なんてことも。
ユーキャンの教材は試験に出やすいポイントに的を絞って構成されているので、公務員の学習がはじめての方でも安心して進めていただけます。イラストや図を多用したテキストなので、憲法や経済などの専門的な知識を学ぶ時も理解がスムーズです。
もしつまずいた時にも、添削指導や質問回答などの、充実の指導サポートが受けられますのでご安心ください。
また近年、論文や面接試験を重視する傾向が強くなってきています。当コースは、論文や面接試験もカバー!当コースのみで公務員試験対策が完了します。