ITパスポートとは
ITの基礎知識を証明する経済産業省認定の国家試験
年間26万人以上が受験する人気試験
ITパスポートとは、ITに関する基礎的知識を証明する経済産業省認定の国家試験です。
パソコンやインターネットを使うのが当たり前の時代。今後、ますますIT関連の人材不足が加速すると言われています。そこで、技術者だけではなく幅広い層に正しい知識が必要であることから、2009年4月に新設されました。Iパス(アイパス)とも呼ばれ、受験者数は年間26万人(※)を超える人気資格です。
- 2024年9月現在、IPA情報処理推進機構ホームページより
学ぶのはビジネス社会に必須の基礎知識!
ITパスポートの試験範囲は、ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3つの分野です。
3分野とも、試験で問われるのは基本的な知識なので、初めてでもきちんと対策すれば十分合格が可能!パソコンスキルや実務経験など受験資格はありませんので、どなたでもチャレンジできます。
さまざまな業界・業種で注目の資格!
ネット環境が普及し、便利で豊かになった一方、情報漏えい、サイバー攻撃等、新しいリスクが生まれ問題となっていますが、 ITを正しく理解することで、不測の事態に備えることができます。そのため、ITパスポートで学ぶ知識は、IT業界はもちろん多くの業界から注目されており、受験する方の職種も幅広く人気です。
取得を推奨する企業も多数!
ITパスポートは、社会からの評価も高いのも魅力!
IT化が進む今、社内研修に取り入れたり、社員に取得を推奨したりしている企業や団体も多く、一部の高校や大学ではカリキュラムの一環として学生に取得を推奨しているほど! 将来性の高い国家試験です。
こんなシーンで活かせる知識
ITパスポートはストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3つの分野から出題されます。いずれも、日常の業務に深く関わる内容ですが、どんなことを学ぶのか、仕事にどう役立つのか、イメージしづらい方も多いのでは?そこで、3つの分野の知識が仕事にどう役立つのか、具体的なビジネスシーンの例を交えてご紹介します!
会社の会議では専門用語が飛び交うことも!
ストラテジ系では、身近な業務に関する法律や権利、経営戦略について学習します。学んだ知識は、企業の経営管理や、組織構成、日常の業務を分析する際に活かせます。
進行中のプロジェクトについてこんな話題を振られるかも…
マネジメント系では、「大規模システムやソフトウェアの設計・構築に関する知識」や、「大きなプロジェクトを適切に管理するためのマネジメント知識」、「リリースされたシステムを安定稼働させるためのシステム監査・運用マネジメント」の基礎を学びます。
上司や先輩からこんな相談を受けることも…
テクノロジ系では、パソコン・モバイルデバイスなどの端末、ネットワークの基本的な成り立ち・技術的背景など、業務を行う上で不可欠な知識を学習します。業務の効率化やIT化の推進を行う上で、知っているのといないのとでは、大きな違いとなるでしょう。
よくある質問
- ITパスポートとMOSで迷っています。
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ともに知名度の高い資格ですが、ITパスポートはIT業務全般の知識や専門用語の理解を問う試験。一方MOSはマイクロソフト社が開発したWord やExcel などのソフトのスキルを測る試験です。試験の内容が大きく異なるため、ご自身の用途に合った資格を取得されることをおすすめします。
- ITパスポートの知識を身につけると、どんな時に役立ちますか?
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ITパスポートの学習を通して学んだ知識は、日々の業務に活用できることばかりです。例えば、ストラテジ系の分野では、「個人情報保護法」について学習します。会社のセキュリティやご自身の情報管理への意識を確認する良い機会になります。
ITパスポートとは、ITに関する基礎的知識を証明する、経済産業省認定の国家試験です。パソコンやインターネットを使うのが当たり前の時代。技術者だけではなく幅広い層に正しい知識が必要であることから、2009年4月に新設されました。Iパスとも呼ばれ、年齢、性別、職種を問わず人気資格です。