2020.12.02
2021年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査
2020年、印象に残った出来事には6割超が「緊急事態宣言発令」「夏季オリンピック・パラリンピックの開催延期」などを回答
通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川泰一)は、『「現代用語の基礎知識」選 2020ユーキャン新語・流行語大賞』の発表に合わせ、20代〜50代の男女430名を対象に、残り1か月となった2020年の振り返りと2021年のトレンド予測、資格取得に関する意識調査を実施しました。調査の結果、2021年注目の出来事には「アメリカ大統領就任式」「オリンピック・パラリンピック開催」「東日本大震災から10年」などが、2021年武器になる資格には3年連続で「TOEIC(R)テスト」が選ばれました。
2021年に「武器になる資格」とは?
特設サイトURL:https://www.u-can.co.jp/2021shikaku
◇調査結果トピックス
【1】2020年、印象に残った出来事は「緊急事態宣言が発令」「夏季オリンピック・パラリンピックの開催延期」(新型コロナウイルス関連)、「俳優の三浦春馬さん、竹内結子さんが急死」「イギリスがEUを離脱」(新型コロナウイルス関連以外)
【2】2021年、話題になりそうな出来事は「夏季オリンピック・パラリンピック開催」「『SUPER NINTENDO WORLD』オープン」(文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連)、「アメリカ大統領就任式」「東日本大震災から10年が経過」(政治・経済・社会関連)
【3】2021年に「武器になる資格」No.1は「TOEIC(R)テスト」! 3年連続の1位に
【トピックス1】
2020年、印象に残った出来事は「緊急事態宣言が発令」「夏季オリンピック・パラリンピックの開催延期」「俳優の三浦春馬さん、竹内結子さんが急死」「イギリスがEUを離脱」など
新型コロナウイルスの感染が拡大し、世の中の在り方が大きく変化した2020年。予想もしなかった出来事が数多く見受けられた1年間でしたが、そんな中で特に印象に残った出来事は何だったのでしょうか。
「2020年に起きた出来事のうち、印象に残ったものは何ですか」と質問したところ、新型コロナウイルス関連の出来事では、1位「緊急事態宣言が発令」(62.6%)、2位「夏季オリンピック・パラリンピックの開催延期が決定」(60.0%)、3位「クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に停泊」(55.6%)、4位「志村けんさん、岡江久美子さんが新型コロナウイルス感染による肺炎で死去」(55.3%)、5位「10万円の特別定額給付金が給付」(51.6%)という結果になりました。
過去例のない緊急事態宣言の発令をはじめとして、昨年の調査で「2020年話題になりそうなこと」1位になった夏季オリンピック・パラリンピックが中止になったり、著名人の新型コロナウイルス感染が報じられたりなど、予想外の出来事が強く心に残った様子がうかがえます。上位5つには新型コロナウイルス感染拡大初期の出来事ばかりが選ばれ、印象に残ったと回答する人もそれぞれ半数以上を超える結果となりました。先行きが見えない未曽有の事態に直面した日々が、人々の記憶に強く残っているようです。
一方で、新型コロナウイルス関連以外で印象に残った出来事を聞いたところ、1位「俳優の三浦春馬さん、竹内結子さんが急死」(52.1%)、2位「イギリスがEUを離脱」(30.0%)、3位「山手線新駅、高輪ゲートウェイ駅が暫定開業」(29.8%)、4位「将棋の藤井聡太七段が棋聖位を獲得」(28.4%)、5位「自民党の菅義偉総裁が第99代首相に指名」(25.1%)という結果になりました。新型コロナウイルスのインパクトが大きかった年ではありましたが、著名人の相次ぐ死去も強い印象を与えたことが見て取れます。
次に、2021年に話題になりそうなことを聞いたところ、文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連では、1位「夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催」(44.4%)、2位「『SUPER NINTENDO WORLD』がユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にオープン予定」(18.6%)、3位「日本初の都市型ロープウェイ『YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)』が開業」(17.0%)が上位となりました。今年開催予定だったイベントや、オープン予定だった施設に改めて注目が集まっていることが分かりました。
一方、政治・経済・社会関連では1位「アメリカ大統領就任式」(41.4%)、2位「東日本大震災から10年が経過」(29.3%)、3位「大学入試センター試験の後継である、大学入学共通テストが初めて実施」(17.9%)という結果に。2021年は体制や制度の変化はもちろん、東日本大震災から10年、アメリカ同時多発テロから20年の節目の年でもあり、改めて話題になるのではと予想する声が見られました。
【トピックス3】
2021年、武器になる資格No.1は3年連続で「TOEIC(R)テスト」!
定番の「FP」「MOS」、国家資格の「行政書士」への注目も高い結果に
2021年のトレンド予測を踏まえた上で、「2021年に取っておくと武器になると思う資格は何だと思うか」と質問したところ、1位「TOEIC(R)テスト」(17.2%)、2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(16.3%)、3位「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(14.2%)という結果になりました。上位3つの資格は昨年実施した調査と全く同じ結果で、特に1位の「TOEIC(R)テスト」は3年連続のトップとなりました。武器になると思うと回答した方からも「英語はもう基本」(29歳・女性)「どんな業種でも国内外とかかわる会社であれば、戦力とみなされる」(31歳・女性)など、基本となるスキルとして英語が認識されている様子がうかがえます。
2位と3位には、こちらも定番の「ファイナンシャルプランナー(FP)」「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」がランクイン。FPに対しては「お金のことは一生のことなので」(34歳・女性)といった声が、MOSに対しては「在宅勤務にもつながる資格だから」(32歳・女性)といった声が多く見られました。4位は、信頼の高い国家資格である「行政書士」。「知人にその資格を持った人がいて、仕事に困らなそうに思えた」(50歳・女性)など、多くの場面で評価される資格である点に惹かれるという意見が集まりました。
また、毎年調査している「資格の取得や自身のスキルアップについて興味があるか」という質問に対しては、「とてもある」(24.2%)「少しある」(37.7%)と、例年通り6割ほどの方がスキルアップに興味ありという結果になりました。「今後、新たな資格を取得したいか」という問いに対しても、「とても取得したい」(22.3%)「どちらかというと取得したい」(40.0%)と多くの方が資格取得に意欲的であることがわかりました。これまで以上に先が見えない時代だからこそ、資格取得やスキルアップへの関心は今後も続いていくことが予想されます。
■2021年に「武器になる資格」とは?
特設サイトURL: https://www.u-can.co.jp/2021shikaku
■調査概要
調査名:2021年のトレンド予測とwithコロナ時代の働き方と学び方に関する意識調査
調査対象:20代〜50代の男女 430名(男性217名、女性213名)
実施期間:2020年11月3日〜9日
実施方法:インターネット調査
対象地域:一都三県
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。