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ニュースリリース

2019.12.20

2020年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査

2019年、印象に残った出来事は「ジャニー喜多川さん死去」「台風15号・19号被害」「高齢ドライバーの危険運転事故」など。2020年の注目は「『嵐』活動休止」「教育改革」、武器になる資格1位は「TOEIC(R)テスト」!

 


 「令和」への改元により歴史の一つの節目となった2019年。台風や豪雨といった自然災害など、痛ましい多くの出来事がありました。野球ではイチロー選手が引退するなど、一時代を築いた方々が一旦表舞台から去ることとなりました。一方で、ラグビー日本代表が自国開催のワールドカップで初のベスト8に入るなど、新たな時代を期待させるスターや出来事も各界で生まれています。
そんな2019年に続き、来年はどんな年になるのでしょうか?様々なイベントが控える2020年を生き抜くために役立つ資格とは――。

通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川泰一)は、10代〜40代の男女356名を対象に、残りわずかとなった2019年の出来事を振り返りつつ、2020年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査を実施しました。


2020年に「武器になる資格」とは?
特設サイトURL:https://www.u-can.co.jp/2020shikaku


◇調査結果トピックス


【1】2019年、印象に残った出来事は「ジャニー喜多川さん死去」「台風15号・19号被害」(文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連)、「高齢ドライバーの危険運転事故」「『令和』への改元」(政治・経済・社会関連)
2019年、印象に残った出来事
●文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連:同率1位「ジャニー喜多川さん死去」、「台風15号・19号が上陸、各地で大きな被害」(46.9%)、3位「イチロー選手引退」(41.6%)
●政治・経済・社会関連:1位「高齢ドライバーの危険運転事故が多発」(57.6%)、同率2位「新元号『令和』への改元」、「消費税が8%から10%に」(55.3%)

【2】2020年、文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連で話題になりそうな出来事は「オリンピック・パラリンピック開催」「『嵐』活動休止」
2020年、話題になりそうな出来事
●文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連: 、1位「夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催」(44.4%)、2位「『嵐』が活動休止予定」(42.7%)、3位「NTTドコモが5Gの商用サービスを開始予定」(20.8%)

【3】2020年、政治・経済・社会関連で話題になりそうな出来事は「アメリカ大統領選挙」「最後の『大学入試センター試験』」
2020年、話題になりそうな出来事
●政治・経済・社会関連: 1位「アメリカ大統領選挙」(28.4%)、2位「最後の『大学入試センター試験』が実施」(25.3%)、3位「全国の小学校で英語が『教科』として正式にスタート」(18.8%)

【4】「2020年の教育改革で、大人の学び方も変わると思う」65.2%
●意識調査において、「教育改革は大人の学びやスキルアップに対する意識が変化するきっかけになると思う」と答えた人は「大きく変化すると思う」(17.7%)、「どちらかというと変化すると思う」(47.5%)と合計65.2%。教育改革は学生だけでなく、大人の学び方も変えると考える人が多数。
●「教育改革が進む中で、社会で活躍するに際して重要だと思う能力」は、1位「多種多様な人とかかわるためのコミュニケーション能力」(36.2%)、2位「ストレスに負けない精神力・思考」(34.8%)、3位「グローバル化に対応した英語・語学力」(30.6%)

【5】2020年、武器になる資格No.1は「TOEIC(R)テスト」
●「2020年に取っておくと武器になりそうな資格」は、1位「TOEIC(R)テスト」(21.9%)。訪日外国人増やグローバル化の流れの影響からか、2年連続で選出。
●2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(19.1%)、3位「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(16.9%)と続き、スキルアップやキャリアアップにつながりやすい資格が例年通り人気。
●資格の取得や自身のスキルアップについては、昨年に引き続き7割以上の方がスキルアップに興味ありと回答。


【トピックス1】

2019年、印象に残った出来事は「ジャニー喜多川さん死去」「台風15号・19号被害」「高齢ドライバーの危険運転事故」「『令和』への改元」


2019年の印象に残った出来事を聞いたところ、文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連では、同率1位で「ジャニー喜多川さん死去」、「台風15号・19号が上陸、各地で大きな被害」(46.9%)、3位「イチロー選手引退」(41.6%)、4位「ラグビーワールドカップで日本が初のベスト8入り」(39.9%)、5位「水泳の池江璃花子選手が白血病に疾患していることを報告」(39.0%)という結果に。


  


 数多くのスターを生み出したジャニー喜多川さんの死去、台風15号・19号の大きな被害の2点が半数近くの人の票を集めました。
また、上位の出来事を見ると、スポーツ分野の話題が多くを占めました。引退や病気など理由は様々ですが、野球のイチロー選手や水泳の池江里佳子選手、レスリングの吉田沙保里選手などの著名なスポーツ選手が一旦表舞台から退いたことが多くの方の印象に残ったようです。一方で、ラグビー日本代表やバスケットボールの八村塁選手など、新しいスターの躍進も見られました。

政治・経済・社会関連で印象に残った出来事は、1位「高齢ドライバーの危険運転事故が多発」(57.6%)、同率2位「新元号『令和』への改元」、「消費税が8%から10%に」(55.3%)、4位「京都アニメーションで火災事件が発生」(43.8%)、5位「吉本興業の闇営業問題が発覚」(35.1%)という結果に。



 昨年「2019年に話題になりそうなこと」を調査した際、トップ2にランクインした改元と消費税引き上げを抑え、高齢ドライバーによる危険運転事故が最も印象に残ったという結果に。その他、京都アニメーションでの火災事件や吉本興業の闇営業問題など、人々の印象に残る出来事が多く起きた一年となりました。


【トピックス2】

2020年、文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連で話題になりそうなことは「オリンピック・パラリンピック開催」「『嵐』活動休止」


 次に、2020年に話題になりそうなことを聞いたところ、文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連では、1位「夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催」(44.4%)、2位「『嵐』が活動休止予定」(42.7%)、3位「NTTドコモが5Gの商用サービスを開始予定」(20.8%)、4位「『SUPER NINTENDO WORLD』がユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にオープン」(18.8%)、5位「『プレイステーション5(PS5)』発売」(15.7%)という結果に。


  


 大活躍を続ける「嵐」の活動休止や、通信と暮らしを大きく変えるとされている5Gの商用サービス開始など、2020年も一つの時代の転換点といえるような出来事が多く予定されており、それらへの注目が既に集まっていることが見て取れます。


【トピックス3】
2020年、政治・経済・社会関連で話題になりそうなことは「アメリカ大統領選挙」「最後の『大学入試センター試験』」


一方、政治・経済・社会関連では、1位「アメリカ大統領選挙」(28.4%)、2位「最後の『大学入試センター試験』が実施」(25.3%)、3位「全国の小学校で英語が『教科』として正式にスタート」(18.8%)、4位「全国の小学校で『プログラミング教育』が必修化」(17.4%)、5位「東京都の小池百合子知事が任期切れ」(16.3%)という結果になりました。


  


トランプ大統領が再選を狙うことが予想されている「アメリカ大統領選挙」が大きな注目を浴びる中、2位から4位を最後のセンター試験、小学校での英語・プログラミング教育といった国内の教育に関する話題が占めています。数十年ぶりに行われる教育改革に対する関心の高さがうかがえる結果となりました。


【トピックス4】
2020年の教育改革で、大人の学び方も変わると思う65.2%
教育改革後の社会で求められる能力は「コミュニケーション能力」「ストレス耐性」「語学力」との声


 2020年のトレンド予測では、センター試験の廃止や英語・プログラミング学習など、教育改革にまつわる出来事が上位にランクインしていました。それを踏まえた上で、生涯学習・資格取得と密接に関わる教育改革について、追加調査を行いました。

まず、「教育改革が2020年に行われると聞いたことがあるか」と尋ねたところ、65.4%の人が「聞いたことがある」と回答しました。改革を翌年に控え報道される機会が増えてきたということもありますが、3分の2近くの人が教育改革について知っているという結果となりました。


 


さらに、「教育改革は、大人の学びやスキルアップに対する意識が変化するきっかけになると思うか」と聞いたところ、「大きく変化すると思う」(17.7%)、「どちらかというと変化すると思う」(47.5%)と65.2%の方が変化すると思うという結果に。子どもの学びが変わるにつれて、大人の学び方も変化すると考える人が多数であることがわかりました。


  


 また、「教育改革が進む中で、社会で活躍するに際して重要だと思う能力は何か」と尋ねたところ、1位「多種多様な人とかかわるためのコミュニケーション能力」(36.2%)、2位「ストレスに負けない精神力・思考」(34.8%)、3位「グローバル化に対応した英語・語学力」(30.6%)という結果となりました。



【トピックス5】
2020年、武器になる資格No.1は「TOEIC(R)テスト」! 「FP」「簿記」なども根強い人気の一方、「ITパスポート」、「メンタルヘルス・マネジメント(R)」の人気が上昇中!


 2020年のトレンド予測を踏まえた上で、2020年に取っておくと武器になると思う資格は何かを聞いたところ、1位「TOEIC(R)テスト」(21.9%)、2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(19.1%)、3位「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(16.9%)という結果に。先述の「教育改革が進む中で、社会で活躍するに際して重要だと思う能力は何か」尋ねた調査からも明らかなように、グローバル化に対応した語学力への関心が高まり、「TOEIC(R) テスト」に注目が集まっていることがうかがえます。武器になる資格に選んだ人からも、「やっぱり英語は必須」「外国人観光客が増えると思う」などとの声がありました。
注目を集める「TOEIC(R)テスト」について、ユーキャンのTOEIC(R)L&Rテスト講座担当講師が、その背景や状況を分析しました。


<ユーキャンTOEIC(R)L&Rテスト講座 担当講師からのコメント>


 ここ数年、駅や商店街、観光地やスタジアム等で外国人を見かけたり、彼らとの会話に英語を使う機会は増えています。
さらに2020年度から小学校の英語授業が必須になります。これは、多種多様な人とのグローバルなコミュニケーションを可能にする実戦的な英語力が広く求められていることを端的に示しています。
日本国内にいても英語力の必要性は高まる一方。もはや社会生活やビジネスシーンでの使える英語力は「あると便利」から「ないと不便」となりそうな勢いです。その中で、TOEIC(R)テストでのハイスコアは英語力の証明として様々な場面でますます効果を発揮するでしょう。


2位から4位には例年通り人気資格がランクイン。2位の「ファイナンシャルプランナー(FP)」に関しては「お金の知識は何にでも役立つ」「有名な資格だから」といった意見があがりました。3位は「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」、若い世代からは「就職に有利そう」「持っている人が多く必要性を感じる」といった声があり、資格が浸透している様子が見て取れました。4位の簿記については、「持っていて損はない」「いつの時代も一定の需要がある」と、変わらぬ資格への信頼感を感じさせる声が集まりました。
5位以降にはケアマネジャー、ITパスポート、メンタルヘルス・マネジメント(R)検定がランクイン。5位以降の3つの資格は前年度より順位を上げています。前項における教育改革の調査でも明らかになった「ストレスに負けない精神力・思考」への注目や、介護やITの知識の需要の高まりが見て取れます。



 さらに、「2020年に実際に取得してみたい資格」の回答では、武器になる資格と変わらず1位「TOEIC(R)テスト」(12.6%)、2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(11.8%)、3位「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(9.3%)というトップ3に。4位以降には食生活アドバイザー(R)やインテリアコーディネーターなど、日常でも使える資格を取得したいとの声が見られました。 



 昨年調査した「2019年武器になる資格」そして「2019年に実際に取得してみたい資格」のトップ3にはいずれにも「TOEIC(R)テスト」、「ファイナンシャルプランナー(FP)」、「簿記」が選ばれていることから、2020年も引き続きスキルアップやキャリアアップにつながりやすい資格が人気であることがうかがえる結果となりました。

 また、「資格の取得や自身のスキルアップについて興味があるか」と尋ねたところ、「とてもある」(23.3%)「少しある」(46.9%)と、昨年に引き続き7割以上の方がスキルアップに興味ありという結果に。「今後、新たな資格を取得したいか」という問いに対しても、「とても取得したい」(26.7%)「どちらかというと取得したい」(44.4%)と多くの方が資格取得に意欲的であることがわかりました。スキルアップへの熱はまだまだ高い傾向が続きそうです。


■2020年に「武器になる資格」とは?
特設サイトURL: https://www.u-can.co.jp/2020shikaku


■調査概要
調査名:2020年のトレンド予測と資格取得、教育改革に関する意識調査
調査対象:10代〜40代の男女 356名(男性160名、女性196名)
実施期間:2019年11月1日〜8日
実施方法:インターネット調査
対象地域:全国
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。


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