2012.04.11
「2012年本屋大賞」の大賞作品は、三浦しをんさんの『舟を編む』!
出版業界活性化のために全国書店員が有志で立ち上げ、NPO法人本屋大賞実行委員会が運営する「本屋大賞」。第9回「2012年本屋大賞」が2012年4月10日(火)に発表となり、三浦しをんさんの『舟を編む』に決定いたしました。
出版業界活性化のために全国書店員が有志で立ち上げ、NPO法人本屋大賞実行委員会が運営する「本屋大賞」。
通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(東京都新宿区 代表取締役社長:品川 泰一)は、同賞の設立趣旨に賛同し、出版業界の発展に寄与することを目的に2006年より協賛しています。
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本屋大賞とは
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「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。対象期間中(1年間)に発刊された書籍の中から、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。
(本屋大賞HPより)
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第9回「2012年本屋大賞」は 三浦しをんさんの『舟を編む』に!
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第9回「2012年本屋大賞」発表会が、2012年4月10日(火)、明治記念館にて行われ2010年12月1日から2011年11月30日の間に刊行された(奥付に準拠)日本の小説(判型問わずオリジナルの小説)の中から、三浦しをんさんの『舟を編む』が見事、今回の本屋大賞に選ばれました。
著者の三浦しをんさんには、10万円の図書カードの他、ご本人のご希望で、株式会社ユーキャンの
・『パッチワーク入門講座』(通信講座)
・『日本大地図 全3巻』
を副賞として贈呈いたしました。
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「2012年本屋大賞」ノミネート作品はこちら
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多数の書店員からの支持を得た、2012年ノミネート10作品はこちらです。
★大賞★
『舟を編む』著/三浦しをん(光文社)
2位『ジェノサイド』著/高野和明(角川書店)
3位『ピエタ』著/大島真寿美(ポプラ社)
4位『くちびるに歌を』著/中田永一(小学館)
5位『人質の朗読会』著/小川洋子(中央公論新社)
6位『ユリゴコロ』著/沼田まほかる(双葉社)
7位『誰かが足りない』著/宮下奈都(双葉社)
8位『ビブリア古書堂の事件手帖ー栞子さんと奇妙な客人たち』著/三上延(アスキー・メディアワークス)
9位『偉大なる、しゅららぼん』著/万城目学(集英社)
10位『プリズム』著/百田尚樹(幻冬舎)
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【特別企画】『本屋大賞 翻訳小説部門』も発表!
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2010年12月1日〜2011年11月30日に日本で刊行された翻訳小説(新訳も含む)の中から、書店員が「これぞ!」とおススメしたい作品として、こちらの4点が選ばれました。
1位「犯罪」フェルディナント・フォン・シ−ラッハ/東京創元社
2位「紙の民」サルバド−ル・プラセンシア/白水社
3位「メモリーウォール」アンソニー・ドーア/新潮社
3位「忘れられた花園」ケイト・モートン/東京創元社
※3位は同数票で2作品です。