2018年は、史上初の米朝首脳会談、西日本豪雨、安室奈美恵さんの芸能界引退など、様々な出来事がありました。2019年はどんな年になるのでしょうか？ そして、これからの時代に役立ち、求められる資格とは。
ユーキャンでは、20～40代のビジネスパーソン310名を対象に、2018年の１年を振り返りつつ、2019年のトレンド予想と資格取得に関する意識調査を実施しました。
- ◆調査概要
- 調査対象：20代～40代の有職者男女 310名（男性159名、女性151名）
実施期間：2018年11月５日～11月９日 実施方法：インターネット調査 対象地域：全国
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。
- 自然災害の多い１年を象徴する結果に
- はじめに、2018年の印象に残った出来事を聞いたところ、総合１位には「北海道で震度７地震（北海道胆振東部地震）」が選ばれました。人気タレントの不祥事や国際情勢の変化など多くの出来事が話題になった中での選出は、自然災害の多い１年を象徴する結果と言えるでしょう。
トピックス別のランキングについてもチェックしていきましょう。
自然／科学技術関連 2018年、印象に残ったことは？
- 北海道で震度７地震、道内ほぼ全てで停電[北海道胆振東部地震]（９月）
- 51.6%
- 「非常に強い」勢力の台風の接近・上陸が相次ぐ。日本各地で甚大な被害（９月）
- 38.7%
- 西日本豪雨-広島、岡山などを中心に記録的な大雨（７月）
- 37.7%
- 大阪北部で震度６弱地震、４人死亡、307人けが（６月）
- 36.1%
- 東京都内で観測史上初となる最高気温40度超え（７月）
- 25.2%
自然／科学技術関連で印象に残ったこと１位は、「北海道で震度７地震（北海道胆振東部地震）」。続く、２位には「『非常に強い』勢力の台風の接近・上陸が相次ぐ」、３位に「西日本豪雨」、４位「大阪北部で震度６弱地震」、５位「東京都内で最高気温40度越え」という結果に。予期せぬ自然災害に見舞われた１年となりました。
社会・スポーツ・エンタメ関連 2018年、印象に残ったことは？
- TOKIO山口メンバー、強制わいせつ容疑で書類送検され、所属事務所との契約解除（５月）
- 51.0%
- 安室奈美恵さん、芸能界引退（９月）
- 47.7%
- 振袖の販売を行う「はれのひ」が突如店舗を封鎖し、新成人晴れ着を着れず（１月）
- 45.2%
- オウム真理教・麻原彰晃死刑囚ら７人の死刑が執行（７月）
- 38.4%
- 日本大学アメフト部の悪質タックルが波紋。レスリング、体操、ボクシングなどスポーツ界での相次ぐパワハラ問題（５月）
- 34.5%
社会・スポーツ・エンタメ関連で印象に残ったこと１位には、「TOKIO山口メンバー、所属事務所と契約解除」が選ばれました。２位には昨年実施した調査で2018年話題になりそうなこと１位に選ばれた「安室奈美恵さん、芸能界引退」がランクイン。90年代のカリスマ的存在だった歌姫の引退は、大きな話題になりました。その他、「振袖販売会社はれのひの店舗閉鎖」「スポーツ界での相次ぐパワハラ問題」などが選ばれています。
政治・経済関連 2018年、印象に残ったことは？
- 仮想通貨取引所、コインチェックで仮想通貨流出（１月）
- 35.8%
- 日経平均株価が24,000円台を記録、26年ぶり高値（１月）
- 19.7%
- 史上初の米朝首脳会談（６月）
- 18.1%
- 財務省が森友学園に関する公文書の書き換え認める、関連文書14件で200項目以上（３月）
- 16.8%
- 北朝鮮の金正恩氏が中国訪問、習近平氏と初会談（３月）
- 16.5%
政治・経済関連で印象に残ったこと１位には、「コインチェックで仮想通貨流出」が選ばれました。続く、２位には「日経平均株価24,000円台を記録」がランクイン。比較的身近な経済の話題に関心が集まりました。３位「史上初の米朝首脳会談」、５位「金正恩氏が中国訪問」と近隣国の国際情勢の変化も話題になった１年でした。
- 消費税率10％、GW10連休にも多くの関心
- 2019年に話題になりそうなこととしては、やはり「平成から新元号に改元」が選ばれました。次の元号がいったい何になるのか、国民から多くの関心が集まっています。２位は「消費税率10％への引き上げ」という結果に。すでに経済に与える影響がメディアを通じて報道されていることもあり、不安材料として注目が集まっていると言えそうです。
2019年、気になる話題
- 元号を平成から新元号に改元（５月）
- 48.4%
- 日本の消費税率が８パーセントから10パーセントへ引き上げ予定（10月）
- 44.2%
- ゴールデンウィークが10連休に（４月）
- 40.3%
- イギリスがEUから脱退（３月）
- 30.6%
- 楽天が第４のキャリアとして携帯電話事業への参入予定（10月）
- 21.9%
- ４年連続「武器になる資格」のFPは２位に
- 20代～40代のビジネスパーソンが選ぶ、2019年武器になる資格１位には「TOEIC(R)テスト」が選ばれました！訪日外国人の増加の影響からか語学への関心が高まっているようです。２位には昨年まで４年連続「武器になる資格」に選ばれたFPがランクイン。消費税増税を控えていることもあり、引き続き高い人気を見せています。また、同じ理由からかお金にまつわる資格「簿記」も３位に選ばれています。
- TOEIC(R)テスト
- 20.6%
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 18.7%
- 簿記
- 17.1%
- マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト（MOS）
- 16.1%
- 情報技術者試験
- 15.8%
- 約７割の方が、資格取得・スキルアップに意欲あり！
- 資格取得やスキルアップについて聞いたところ、69.1％の人が興味ありと答えました。また、新たな資格取得に関しても72.2％の人が取得したいと回答。約７割の人がスキルアップに対し意欲的で、資格取得への関心の高さがわかる結果となりました。
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英語によるコミュニケーション能力を評価するモノサシとして、圧倒的な認知度を誇る試験。ハイスコアを獲得すれば、就職・転職の際の力強い武器になる事から、チャレンジする社会人は年々増えています。例年、試験が年10回実施され、受験しやすいのも人気の理由です。
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家計の節約から独立・開業まで、幅広い領域で「お金」についてのエキスパートになれる資格。就職・転職やキャリアアップに活かせ、独立・開業も目指せるだけでなく、自身の資産運用・家計管理にも役立つため、知識を活かして節約すれば、消費税アップなどによる支出増から家計を守る強い武器となるはずです。
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企業の経営に経理は必須要素。経理担当者はどんな時代でも求められるので、簿記は持っておいて損のない安定資格です。全国どこでも業種問わず通用するため就職・転職に強く、キャリアアップにも繋がります。まずは３級から、次に２級とステップアップしながらの取得がおすすめです。
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