仕訳とは?貸借対照表と損益計算書との関係や仕訳の手順を解説
仕訳の概要や手順についてと、貸借対照表と損益計算書の概要、仕訳を正確に行うポイントも解説します。
簿記はさまざまな業種で活かすことができ、初心者にも比較的取りやすい資格として人気です。しかし初めての資格を取ろうと思うとき、何から勉強すればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、初心者に向けて簿記とはそもそもどういうスキルなのか、基礎から解説します。初心者がやってはいけない注意点にも触れているので、勉強を始める前に確認してみてください。
簿記とは、企業の営業取引や経営活動を帳簿に記録する技術のことです。ただ記録するだけではなく、企業の経営成績や財務状況を明らかにするために、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作らなくてはなりません。簿記検定ではこれらに必要な知識があるかどうかが問われます。
簿記を勉強することで「貸借対照表」や「損益計算書」の作成が可能となります。
貸借対照表は、資産、負債、資本がどれくらいあるのかという財政状況をまとめた表であり、損益計算書は、会計期間中に使った金額と儲けた金額を表すものです。貸借対照表と損益計算書を見れば、その企業の経営状態が一目でわかります。
貸借対照表と損益計算書は、事業資金を確保するために重要な情報です。
簿記を学び、お金の流れを管理するスキルを身につけることは、業績改善だけでなく融資先や取引先との信頼関係の構築につながります。
日商簿記3級は日商簿記検定の中でも入門的な位置づけであり、経理・会計、財務の知識を得たい方のはじめの一歩にぴったりの資格です。突然、経理・会計に関する部署に配属され、経理・会計に全く触れたことのない方でも心配いりません。簿記3級を学べば、実務で役立つ経理・会計の基礎知識が一から習得できます。
また、簿記3級は経理職や会計職を目指す人以外にも、例えば就活生や新社会人の方にもおすすめです。簿記3級で学ぶ商業簿記に関する知識を身に着けることは、企業に関するお金や数字の流れを学ぶということです。社会やビジネスに関する一般常識として身につけておけば、幅広い面で役立つ資格といえるでしょう。
日商簿記には1級・2級・3級・簿記初級・原価計算初級の5種類があり、簿記1級と簿記2級が簿記3級の上位資格にあたります。
簿記3級の試験科目は商業簿記のみでしたが、簿記2級では試験科目に工業簿記が加わり、より実践的な知識が問われます。簿記2級レベルの知識を身に着ければ、財務諸表の数字から経営の内容を的確に理解できるようになります。
試験難易度もあがり、簿記2級を取得すれば、就職や転職でも高く評価され有利に働きます。
簿記1級では商業簿記と工業簿記に加え、会計学と原価計算も加えた4科目から出題されます。難易度も各段に上がり、簿記2級まで独学で合格した人であっても、簿記1級を独学だけで合格することは難しいのが現状です。公式ホームページにも「大学等で専門的に学ぶ者に期待するレベル」と明記されているほど、高いレベルが求められています。
簿記1級に合格すれば、難関資格である税理士の受験資格を得られ、まさに経理・会計のスペシャリストといえるでしょう。
「簿記」はよく聞く言葉ですが、その意味を正確に知らない人もいるのではないでしょうか。簿記とは「帳簿記入」の略で、企業の経済活動を帳簿に細かく記録する作業です。お金の動きの記録だけではなく、計算や整理も簿記の役割であり、企業の資金繰りや財務状況を明確にするという目的があります。
仕訳とは「取引が生じたら、その取引を勘定科目を使って金額とともに、左と右に仕分けて記入する」ことをいいます。
簿記検定は、日商簿記・全経簿記・全商簿記の3種類があります。それぞれについて解説します。
日商簿記は、日本商工会議所と各地商の工会議所が主催する簿記の検定試験です。「日商簿記検定試験」が正式名称で、簿記検定の中では最もよく知られています。社会人が受けることも多く、就活にも有利な資格です。
日商簿記は、1級・2級・3級・簿記初級・原価計算初級の5種類がありますが、3級から受けるのが一般的です。日商3級は入門レベルの内容となっているため、独学でも合格を目指すことが可能です。毎回約7万人前後が受験し、合格率は40~50%と高めです。
全経簿記は、全国経理教育協会が主催する簿記の検定試験です。「簿記能力検定」が正式名称で、主に経理専門学校の学生が受験する傾向があります。上級・1~3級・基礎簿記会計の5種類があります。上級の試験は年2回、上級以外の試験は年4回開催されています。
上級に合格すれば税理士試験の受験資格を得られます。全経の上級は日商の1級と比べ、難易度が比較的低いと言われているため、日商と合わせて受験する人も多くいます。
全商簿記は、全国商業高等学校協会が主催する検定試験です。「簿記実務検定試験」が正式名称で、主に商業高校の学生を対象とした試験です。学校で学習する内容を網羅しており、基礎的な内容が中心です。全商1級の取得を推薦入試合格の最低ラインとする大学や短大もあります。
1級、2級、3級に分かれており、全商1級と日商2級、全商2級と日商3級は同等のレベルといえます。
簿記検定の種類は複数ありますが、もっとも有名なのは「日商簿記検定」です。日商簿記検定は初級から受験することができますが、実務で通用するレベルは3級以上といわれています。以下では3級以上の各級について説明します。
級別 |
レベル・程度 |
概要 |
---|---|---|
3級 |
基本的な商業簿記の知識が求められます。仕訳、帳簿の記帳、財務諸表など、業種や職種に関わらず、社会人として身に付けておきたい基本的な知識です。 |
試験時間は60分で全体の70%以上の得点で合格となります。社会人はビジネスの一般常識を学ぶことができますし、学生は大学の推薦入学に有利になることもあります。 |
2級 |
商業簿記に加え、工業簿記が出題されます。工業簿記は製造業に適用される簿記で、ものづくりにおける原価計算などの知識が必要です。商業簿記も中小企業の経理業務が行えるレベルを求められます。 |
試験時間は90分で、全体の70%以上の得点で合格です。資格を取得していれば、就職や転職で有利になることがあります。 |
1級 |
商業簿記・工業簿記に加え、会計学・原価計算の知識が求められます。難易度は高く、合格すると税理士試験の受験資格が得られることから、国家資格への登竜門とも呼ばれることもあります。 |
前半後半90分ずつの試験時間で行われます。 試験科目は「商業簿記」「会計学」「工業簿記」「原価計算」の4科目で、全体の70%以上の得点で合格ですが、1科目ごとの得点が40%以上であることが必要です。 |
簿記は、社会人が一般常識を得るためや仕事のスキルアップをはかるために受けることが多い資格です。ここでは、簿記検定を受けるメリットについて解説します。
簿記の学習内容には、社会人として必要な経済に関する一般常識が多く含まれます。例えば、会社の経営状況をまとめた「財務諸表」の読み方が理解できるようになるので、取引先などの経営状況の把握に役立ちます。
お金の流れを管理するスキルを身につけることは、業績改善だけでなく融資先や取引先との信頼関係の構築につながります。今後の成長が期待できる企業を見極める際も、簿記の知識が役に立つでしょう。
TOEICやITパスポートなどと並び、日商簿記は企業からのニーズが高く、履歴書の資格欄に記載できる資格です。経理の一般知識があることを履歴書で伝えられますので、就職・転職活動の際により好印象を残せます。
そのため、取得しておけば効果的なアピールポイントとなり、書類選考で有利になる可能性が高まります。特に、企業の経理部門を志望している場合は、簿記資格により、有能な人材であると証明できます。中でも、難易度の高い2級を取得していれば、目標に向けて努力できる粘り強さのアピールにもつながるでしょう。
簿記は、自営業や経理の実務に役立ちます。簿記の知識があれば、財務諸表が読めますので、自社の経営分析ができます。会社経営に必要な知識も身に付くため、日々の会計処理や毎年の確定申告などをする際にも役立ちます。
たとえば、銀行から融資を受ける際も、貸借対照表と損益計算書をきちんと提示し、経営状態が健全であることを示すことで、銀行からスムーズにお金を借りられるようになります。
簿記資格は知名度が高く、就職・転職で役立つほか、家庭内でも役立つ機会があります。
簿記3級は実務で役立つ経理、会計の基礎知識が習得できるので、会計や財務の知識を得たい方のはじめの一歩にぴったりの資格です。さらに簿記2級を取得すれば、将来的にステップアップも可能、経理・会計のスペシャリストを目指せます。
また、会計や財務への理解は、企業経営には必須の要素。将来的に管理職として活躍したい方も、持っておいて損はない資格です。
簿記の技能があればお金の流れを把握できるようになるので、家計の管理や見直しに役立ちます。
また、財務資料などを読み取るための基礎知識も身につくので、株式投資など資産運用にも活かせます。自営業の方なら、税金の面で優遇措置のある「青色確定申告」がご自分でスムーズにできるようになります。
初心者が簿記3級に合格するためには、100時間ほどの学習が必要といわれています。1日の学習時間によっても異なりますが、期間にすると3カ月程度が目安です。効率良く学習を進めることができれば、短期間での合格も不可能ではありません。
しかし、仕事や育児・家事をしながらの勉強は大変です。1日にどのくらいの時間を勉強にあてることができるか計画を立て、余裕をもって取り組むようにしましょう。
簿記検定合格に向けて通学よりも自宅で勉強したいという人も多いでしょう。ここでは、自宅での学習方法として、独学と通信講座について説明していきます。
独学のメリットは費用が安いことです。また、通勤・通学中や家事の合間など、好きな時間に勉強できることもメリットでしょう。そのため、勉強にあまりお金をかけられない人、スケジュール管理が得意な人、隙間時間で勉強したい人に向いています。
反面、一人でコツコツと勉強を続けなくてはならないため、モチベーションを維持するのが難しいというデメリットがあります。さらには、わからないところがあっても自分で解決しなければなりません。不明点の解消やスケジュール管理が苦手だと途中で挫折する可能性があります。
出題傾向がしっかりと研究された教材で効率的に学べるのが、通信講座のメリットです。独学に比べて費用はかかりますが、自宅にいながら講師の指導を受けられることもメリットです。通信講座であれば学習計画もあるので、効率よく勉強したい人に向いています。
通信講座のデメリットは、わからない点をすぐに確認できない講座もあることです。そのため、自分にあった通信講座を選ばないと、かえって勉強しづらくなってしまいます。通信講座を選ぶ場合は、初心者でもわかりやすいテキストや、細やかな質問・添削サポートがあることがポイントです。
ユーキャンの簿記3級講座は、初心者でも無理なく学べるカリキュラムになっています。簿記の資格や知識は、就職や転職を考えている人はもちろん、キャリアアップや家計の見直しにも役立ちます。はじめて簿記3級の受験を検討している人はぜひご検討ください。
ここでは、日商簿記検定の3級・2級・1級ごとの試験日や、試験方式ごとの申込方法について解説します。
日商簿記検定2級・3級には、統一試験(ペーパー形式)とネット試験があります。統一試験(ペーパー形式)は指定の大学などの会場で受験する形式で、通常2月、6月、11月の年3回です。ネット試験はパソコンを使う試験で2020年12月より開始され、日本全国のテストセンターで、指定日を除くほぼ毎日受験が可能です。
1級は2023年12月時点ではネット試験には対応しておらず、統一試験(ペーパー形式)のみとなります。また、試験は6月、11月の年2回と3級・2級と比較するとチャンスが少なくなっています。
統一試験(ペーパー形式)とネット試験では申し込み方法が異なります。
統一試験は郵送・電話・インターネット・商工会議所の窓口で申し込みを行います。地域によっては対応していない申し込み方法があるので注意が必要です。申し込み登録をすると、登録日から通常5営業日以内に「申込書・払込取扱票」が普通郵便で発送されます。期限内に受験料・事務手数料等の支払いが完了すると、受験票発送日に受験票が普通郵便で発送されます。
ネット試験は株式会社CBT-Solutionsの日商簿記専用サイトからマイページを作成して申し込む方法と会場問い合わせ方式があります。住んでいる場所、試験を受けようとしている会場によって、申し込み方法が異なりますので、前もって確認をしましょう。
簿記試験で失敗しないようにするには、基本をおろそかにしないことが大切です。ここでは初心者がやってはいけない7つの注意点を紹介します。
簿記3級は学生でもチャレンジしやすい比較的簡単な検定試験です。しかし、問題には初心者が見慣れない会計の専門用語が並びます。そもそも簿記の仕組みを理解していないと、問題を理解することすらできないでしょう。
いきなり問題を解くのではなく、まずは専門用語を調べながら、テキストを数回読んで簿記の流れや基礎を理解しましょう。
簿記検定は歴史が長く、人気の資格でもあることから、たくさんのテキストが出版されています。テキスト選びでもっとも注意したいのは、最新版を選ぶということです。安く売られている中古のテキストでは、法改正に対応できません。テキストは値段だけで選ばず、最新情報が掲載されていて、内容がわかりやすいものを選ぶようにしましょう。
簿記検定の会場には、電卓やそろばんなどの計算器具の持ち込みが可能です。ただし、一定の条件があり、関数電卓などの多機能な電卓は不可とされています。簿記で使用する計算機能(四則演算)があれば、安価な電卓でもかまいません。自分にとって使いやすい電卓を選ぶのがポイントです。すでに使い慣れた電卓を持っている人は、普段から使っているものを使用しましょう。
簿記の知識は、流れを理解することで身についていきます。休日だけの勉強は期間が開いてしまうため、前回覚えたことを忘れてしまいがちです。簿記の専門用語になじみのない初心者は、特に毎日の積み重ねが大切です。平日に十分な勉強時間が取れない場合には、「平日1時間、休日3時間」のように時間配分を工夫してみましょう。
簿記検定試験は公式や単語を丸暗記する試験ではありません。応用問題やひっかけ問題もあるため、丸暗記では応用がききません。必ず自分で考え、回答欄を埋めていきましょう。テキストを熟読したうえで、過去問題などを繰り返し解いて慣れていくのが合格への早道です。
初心者は簿記の専門用語や仕組みなど覚えることも多くありますが、簿記の流れを意識しながら勉強するようにしましょう。
試験が近づくにつれ不安になり、あれこれとテキストを買い集める人がいます。しかし、テキストは基本的に1冊で十分です。情報が豊富で読みやすく、イラストや図も入っているものを1冊準備しましょう。
また、サブノートを作りすぎることも、あまりおすすめできません。ノートをまとめることに熱中するあまり、テキストを完読できないまま試験日を迎えることになりかねないからです。複数のノートやテキストを並行して勉強を進めるより、1冊のテキストを最後までやりきることが大切です。
簿記3級は、商業簿記の基本をしっかり理解すれば合格できる試験です。ヤマを張ったり、出題傾向が低い難問・奇問に力を入れたりするのは、あまり効率的ではありません。ヤマを張るよりも、間違えたところの確認や、ひとつでも多くの過去問を解くようにしましょう。
簿記3級を初めて受験するときに、どのようなテキストを選んだらよいのかポイントを説明します。
まったく簿記に触れたことがない人は、テキストや過去問からスタートするのではなく、まずは簿記の入門書を読んでみることをおすすめします。
入門書で仕入や売上、費用や利益などの仕組みや、簿記の流れをおおまかにイメージしてみます。そのあとでテキストを読むと、内容がより理解しやすいでしょう。
文字と数字だけが並んだテキストは、かえって読みづらいという人は少なくありません。文字だけでなく、イラストや図表があると見やすいうえに記憶にも残りやすいでしょう。
テキストは、初心者がつまずきやすいポイントや計算方法などが図表で簡潔にまとめられているものが理想です。どのテキストが見やすいか、書店で選ぶ際は複数冊を見比べてみてください。
ストーリー仕立てのテキストも初心者におすすめです。初めての学習は専門用語の意味を理解するのも大変で、途中で挫折しかねません。身近な出来事を例にしたマンガや物語での説明は、堅苦しさがなく頭にも入りやすいでしょう。専門用語や計算方法を覚えられるだけでなく、実際に仕事のどのような場面で必要になるのかも理解できます。
簿記検定の出題内容は、社会情勢などをふまえて、これまでにも何度も改定されてきました。改定が行われると試験範囲に新しく追加された論点が加わります。テキストは、奥付の発行日や表紙の「○○年版」などの表記を確認して、最新版を購入するようにしましょう。
簿記3級は、社会人に必要とされる商業簿記の基本的な知識があることを証明する資格です。経理の仕事に就く人や自営業の人だけでなく、就職や転職、今後のスキルアップを目指す人にもおすすめです。簿記検定にはじめて挑戦する初心者は、わかりやすいテキストを使って効率よく勉強することが大切です。
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1954年設立。資格・実用・趣味という3つのカテゴリで多岐に渡る約150講座を展開する通信教育のパイオニア。気軽に始められる学びの手段として、多くの受講生から高い評価を受け、毎年多数の合格者を輩出しています。
近年はウェブ学習支援ツールを拡充し、紙の教材だけでは実現できない受講生サポートが可能に。通信教育の新しい未来を切り拓いていきます。
日商簿記の合格率は簿記3級が40~50%、簿記2級が20%程度、簿記1級が10%程度です。級によって合格率や難易度が大きく異なり、簿記3級は難易度が比較的低いのに対し、簿記1級は難関資格として知られています。
統一試験(ペーパー形式)では、試験会場が決まっており、試験日も年に3回だったのに対して、ネットでの試験は随時受験が可能です。
仕訳とは、すべての取引を帳簿に記録することを指します。簡単にいえば、どのような取引を行ってどのようにお金が動いたのかを分類、記録する作業です。取引を帳簿に記載する際には簿記のルールに従って記録する必要があります。
簿記とは、帳簿をつけるために必要な技能のこと。実務で役立つ経理、会計の基礎知識が習得できるので、会計や財務の知識を得ようというときの、はじめの一歩にぴったりの資格。将来的に、簿記2級へとステップアップも見込めるため、経理・会計のスペシャリストへの第一歩になる資格です。
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