2017年、トランプ米大統領の就任、政権交代を賭けた衆議院選挙など、さまざまな出来事がありました。
そんな中、日本中の注目を集めた大きな話題に「歌手・安室奈美恵さんの引退表明」が挙げられます。
90年代のカリスマ的存在であった安室奈美恵さんに憧れ、影響を受けた方も多くいるのでは?
そこで、ユーキャンではアムラー世代の女性313名を対象に、今年1年の出来事を振り返りつつ、2018年のトレンド予測と資格取得や働き方に関する意識調査を実施いたしました。
2017年の印象に残った出来事総合1位は「安室奈美恵さん、突然の引退表明」でした。
調査対象者の7割以上が選んでいることからも、安室奈美恵さんの人気や社会に与える影響力の大きさが感じられます。
まずは、トピックス別のランキングをチェックしていきましょう!
- 安室奈美恵さん、突然の引退表明(9月)
72.8%
- フィギュアスケート浅田真央選手引退(4月)
45.4%
- 将棋・藤井聡太四段、「最年少プロ」として前人未到の29連勝(6月)
43.5%
- 堀北真希さんが芸能界引退、今後は母親業に専念(2月)
39.6%
- 特定外来生物「ヒアリ」を国内確認(5月~)
39.0%
社会・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連でダントツ1位を獲得したのは「安室奈美恵さん、突然の引退表明」でした。
さらに、2位に世界的フィギュアスケーターの浅田真央選手の引退、4位に堀北真希さんの芸能界引退がランクイン。多くの方に惜しまれつつ引退された3名に注目が集まりました。
- トランプ米大統領が就任、「米国第一主義」を宣言(1月)
58.8%
- 金正男氏、マレーシア国際空港にて暗殺(2月)
50.2%
- 眞子さま 大学の同級生小室圭さんと婚約へ(5月)
46.3%
- 豊田真由子議員、秘書への暴言・暴行が報道(6月)
45.4%
- 北朝鮮の相次ぐミサイル発射実験(4月~)
44.7%
政治・経済関連で印象に残ったこと1位には、「トランプ米大統領の就任」がランクイン。就任後も注目を集めているトランプ大統領の動向には、今後もますます関心が高まります。
3位には「眞子さま 大学の同級生小室圭さんと婚約へ」が選ばれました。来年11月のご結婚も決まり、2018年注目のイベントの一つとなるでしょう。
- 安室奈美恵さんラストツアー終了、引退(9月)
51.8%
- 平昌冬季オリンピック・パラリンピック開催(2~3月)
35.5%
- 2018FIFAワールドカップロシア大会(6月~7月)
16.9%
- AIスピーカーの普及(1月~)
15.3%
- NHK大河ドラマ「西郷どん」放送スタート、主演は鈴木亮平さん(1月)
12.8%
注目の2018年に話題になりそうなこととしては、やはり「安室奈美恵さんの引退」がダントツの票数を獲得!安室奈美恵さんが芸能生活の最後の1年をどのように締めくくるのか、今後も目が離せません。
その他、平昌冬季オリンピック・パラリンピックやFIFAワールドカップロシア大会など世界的なスポーツの大会が上位にランクインしており、2018年は文化、スポーツ面ともに話題豊富な1年となりそうです。
- ファイナンシャル・プランナー(34.5%)
- TOEIC(R)L&Rテスト(26.8%)
- ケアマネジャー(18.8%)
- 医療事務(18.5%)
- 調剤薬局事務(17.9%)
仕事、結婚、子育て、介護などのライフステージにおいて転換期を迎えるアムラー世代の女性が選ぶ、2018年武器になる資格1位には「ファイナンシャルプランナー(FP)」が選ばれました。女性に人気のFP資格は昨年に続き、今年も1位を獲得!
今年は、副業の容認や残業ゼロに向けた取り組みなど、政府によって大幅な「働き方改革」が進められた年でした。働き方の自由度が増す一方で、生計に対する個々の関心がますます高まっていると考えられます。
- Q.「資格の取得」やご自身のスキルアップについて、興味はありますか?
- Q.今後、新たな資格を取得したいですか?
※設問に「とてもそう思う」または「そう思う」と回答した人の割合です。
また、資格取得に対する意識を調査したところ、資格取得や自身のスキルアップに対して「興味がある」と回答したのは全体の約67%に。新たな資格の取得意向についても68%が「取得したい」と回答する結果に。
アムラー世代の女性は資格取得やスキルアップに対して、とても意欲的であるようです。
本調査では、2017年印象に残った出来事でダントツの1位となった「安室奈美恵さん引退」の話題に関連し、元アムラーの女性たちのパーソナリティについて調査を行いました。
本調査の対象となった30~44歳の女性のうち、約44%が元アムラーに。当時のアムラーブームの影響力の強さが伺えます。
- 注釈:アムラーの定義
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以下4問の設問において、ひとつ以上「はい」と回答した人を“元アムラー”であると定義。(括弧は該当数)
- Q1:あなたは安室奈美恵さんのファッションを真似してミニスカートを履いたことがある。(95名/313名)
- Q2:あなたは安室奈美恵さんのファッションを真似して厚底の靴を履いたことがある。 (110名/313名)
- Q3:あなたは安室奈美恵さんのファッションを真似して眉毛を細くしたことがある。 (95名/313名)
- Q4:あなたは安室奈美恵さんのファッションを真似して茶髪にしたことがある。(84名/313名)
道行く多くの女性がミニスカートに厚底スタイルに身を包んでいた20年前…今ではもうその姿を見ることはすっかり減りました。
当時の流行の最先端を走っていた元アムラーたちは、今はどんなファッションに身を包んでいるのでしょうか?
当時と今のファッションについて比較しました。
- スカート丈は当時も意外と控えめ?
- 当時のスカート丈は「膝上5~10cm未満」(28.4%)が1位に。2位には「膝上10~15cm」(22.1%)がランクイン。マイクロミニ派は意外と少なかったようですね。
一方、今のスカート丈は「膝下5cm以下」(23.2%)が最も多い結果に。皆さん大人の女性らしいスカート丈に落ち着いています。 - 厚底靴からローヒールへ
- 当時の厚底靴の高さは「5~10cm未満」(48.2%)が最も多い結果となり、続いて「10~15cm未満」(21.8%)が2位に。スカート丈と同様、極端に高い厚底を履いていた方は少ないようです。
一方、現在のヒールの高さについては、「3cm未満」「3~5cm未満」(ともに27.3%)が1位となりました。
元アムラー女性たちをさらに深堀すべく、ご自身の性格や仕事への思いについて調査!元アムラーとNOTアムラーの差はいかに??
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青春自体に流行を追いかけていた元アムラーゆえに、今もトレンドに敏感な人が多く、自分磨きにも余念がない方が多いようです。また、性格はポジティブで精神力の強い方が多いことも特徴のようです。
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アムラー世代総じて、“働くこと”をポジティブにとらえており、やりがいを感じながら楽しく仕事に励んでいるようです。
働くことの意義について、元アムラーには「ストレス発散」「趣味」といったような意見が非常に多いのも特徴です。
- Q:資格取得やスキルアップについて興味はありますか?
- Q:今持っている資格は?
- Q:資格をとった理由は?
- Q:今後、新たな資格を取得したいですか?
資格取得への興味について、元アムラー/NOTアムラーを比較したところ、元アムラーが約11ポイントも高い傾向に!
資格を取った理由では、「就職・転職のため」や「仕事上必要」といった意見がNOTアムラーに多く、「興味があることを深く学びたい」という意見が元アムラーに多いという結果に。
【性格編】でもご紹介しましたが、元アムラーは資格取得やスキルアップを積極的に行い、内面も磨いている方が多いと言えそうです。
資格取得、スキルアップ意向が高い元アムラー達が注目している資格とは?
NOTアムラーと比較し、元アムラーの興味が高い講座をランキング形式でご紹介します。
- 整理収納アドバイザー(+13.9ポイント)
- 調剤薬局事務(+10.6ポイント)
- インテリアコーディネーター(+9.2ポイント)
- 社会保険労務士(+7.5ポイント)
- ケアマネジャー(+7.1ポイント)
プライベートで役立つ整理収納アドバイザーが1位に!3位にはインテリアコーディネーターがランクインしており、インテリア関連への興味・関心が高いことが伺えます。
調剤薬局事務、ケアマネ、宅建士などの講座は、就職・キャリアアップに役立つ手堅い資格として選ばれました。
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